窓枠のコーキング補修費用は大体いくら？補修工事を行って安心して住める家に

こんにちは。外壁塗装専門店シンプルプランです。

突然ですが皆さんの中には

「窓枠のコーキングが劣化し雨漏りがおきている」

「コーキングにひび割れがある」

等々、住宅のコーキングについて劣化症状が気になり補修をお考えになっている方もいらっしゃるかも知れません。

コーキングは外壁塗装同様、10年程度で紫外線や雨風を受けて劣化してくるため定期的に打ち替え工事等の補修を行わなければならないものです。

特に窓枠のコーキングは劣化症状を放置してしまうことで雨漏りにもつながります。できたら早めに補修を行いたいですよね。

では一体、窓枠のコーキングの補修作業には一体いくらくらいかかるものなのでしょうか？

コーキング補修を行う長さなどによっても変わりますが窓枠のコーキング補修にかかる費用はおおよそ1万～5万ほど。早めに補修を行っておくことで雨漏りからの二次被害を防ぐ事ができ、結果として窓枠のコーキングの補修費用のみで済ませる事ができます。

しかし窓枠からの雨漏りはコーキングの補修だけでは解決しない場合があります。そうした場合には窓枠サッシの取り換えやパッキンの交換工事になり、窓枠サッシの取り換えはものによって25万ほどかかる可能性があります。

また、コーキング補修を行うのに足場が必要になる場合には足場代だけでも「20万～30万」ほど補修費用に上乗せされますので、もし足場が必要となるようであれば一緒に外壁塗装等も行ってしまう方が長く見て安く済む可能性があります。

・打ち増しにする

コーキングの「打ち替え」ではなく「打ち増し」にすることでコーキング補修費用を抑える事ができます。打ち増しというのはすでにあるコーキングの上から新たなコーキング材を補填する施工方法です。コストを抑えて施工できますが、古いコーキング材の状態によっては行う事ができません。また、コーキングの打ち替え施工と比べると耐用年数が短い施工となります。

・相見積もりをする

相見積もりを行うことで業者間の見積もりの差を知る事ができ、より信頼できる方や安い方を選ぶことができます。

・早めに補修工事をする

窓枠のコーキングが劣化している状態であるのを放置してしまうことでそこから雨が内部に入り込みより酷い状態になってしまいます。腐食が進んだりシロアリの原因になったりもしてしまい、結果としてより多くのコストがかかることになってしまいます。そのためコーキングの補修工事は早めに行うことで結果として費用を抑えて住宅の健康を守る事ができます。

・防水性

窓枠のコーキングは防水の役割を持っています。コーキングが打ってある事によって建物内部に雨水が入り込んでしまうことを防ぎます。

・緩衝材

コーキングは緩衝材としての役割もあります。地震や車等の外的な要因によって住宅が揺れたりした際に衝撃を吸収し外壁材と窓枠がぶつかりひび割れを起こさないような役割があります。

・ひび割れ、しわ

コーキングは紫外線や地震等の振動、また外的な要因による振動を原因としてしわが入ったりひび割れを起こすことがあります。コーキングに割れが発生するとそこから雨水が入ってきて雨漏りに繋がり建物内部を痛めてしまう可能性があります。

・痩せ

コーキングに含まれる可塑剤（柔軟性を与え柔らかくするためのもの）が溶け出し弾力性が無くなった結果、コーキングが痩せてしまう状態です。肉痩せとも言います。

・ベタつき

痩せ同様、コーキングに含まれる可塑剤が溶け出し表面に出てきた結果コーキング自体がべたついて柔らかくなってしまう状態です。塗料や汚れと反応して汚く変色してしまったり黒ずみになったりする可能性があります。（ブリード現像と言います）

・古いコーキングを撤去する

まずはカッター等を用いて古いコーキングを完全に撤去します。

・目地の内部を清掃する

古いコーキングを撤去した後には目地の内部にあるホコリや汚れを綺麗に掃除します。

・養生テープを貼る

コーキング材が外壁を汚してしまわないように養生テープを貼ります。

・プライマーを塗布

コーキング材の接着剤となるプライマーを目地に塗布します。

・コーキングを充填

コーキング材を専用のガンを使ってたっぷり充填していきます。

・コーキング材をへらで平らにならす

充填したコーキング材をへらで平らにし、綺麗にします。

・養生を撤去し乾燥させる

外壁を汚さないためにつけていた養生を撤去し、コーキングを乾燥させます。

窓枠のコーキング補修は簡単なものであればDIYで可能です。DIYで補修を行う場合にはコーキング剤とコーキングガン、プライマー等を準備し、補修を行いましょう。使用するコーキング剤は混ぜ合わせる必要のない1液型の変性シリコン系のものを使用することをおすすめします。

■DIYでコーキング補修を行う際の注意点

・雨漏り箇所を確実に特定できる場合に行う

雨漏りが起きていてDIYでコーキング補修を行う場合には、「確実にここから雨漏りがおきている」と分かる場合のみにしておいた方が良いです。もし分からないままコーキング補修を行い雨漏りがなおらなかった場合、より雨漏りを悪化させてしまう可能性があります。

窓枠のコーキング補修にかかる費用は大体1万～5万ほどです。また、雨漏りを起こしている場合等でコーキング補修では良くならず窓枠の取り換えやパッキンの取り換えが必要となった場合には最大で20万ほどかかる可能性があります。さらに足場が必要となる場合には足場代も別途必要となりますのでそれだけでもプラス「20万～30万」ほどかかる可能性があります。もし窓枠のコーキング補修を行うのに足場が必要となる場合には一緒に外壁塗装等も行い住宅全体のメンテナンスを行っておいた方が長い目で見て安く済みます。

市川市に拠点を持つ外壁塗装専門店シンプルプランでは外壁塗装や屋根塗装はもちろん、コーキングの打ち替え業務も行っております。「窓枠のコーキングが劣化してしまい雨漏りをしている」等のお悩みもお気軽にお聞かせください。その他の原因についても確認し、お悩みを解決いたします。