ビルの塗装の必要性について！かかる費用などについても解説

こんにちは。市川市の外壁塗装専門店シンプルプランです。

ビルを保持しているオーナーの方はお持ちのビルについて「いつ頃メンテナンスや塗装をするべきなんだろう」「みんなどのような理由で塗装をしてるんだろう」「そもそもビルを塗装するのにいくらくらいかかるんだろう」等と疑問をお持ちの方もいらっしゃるかも知れません。

本日はそのようなお悩みや疑問をお持ちの方に向けて「ビルを塗装する理由」や「ビルの塗装を検討したい劣化症状」、また「ビルの塗装にかかる費用」などについてお話させて頂きます。

・美観の保持

ビルの外壁や屋根の塗装を行う事でビルの美観の保持をすることができます。ビルは経年劣化などで外壁にや屋根に苔や藻などが発生したり塗膜の色あせがあったり、ひび割れなどが発生してしまいます。それらの症状をそのままにしているとビルの美観が低下していき入居者やビルの人気に大きな影響を及ぼします。見た目が劣化しているビルよりも見た目に綺麗なビルの方が一般的にも人気があるものです。塗装で美観を保持することによって新規入居者や既存借主の定着率向上にも繋がります。

・耐久性の維持

ビルの塗装を行う他の理由にはビルの耐久性の維持があります。ビルの基礎となっているコンクリートや鉄は水分に弱く、水分に晒されてしまうことで劣化を早めひび割れや欠落、錆びなどの症状を発生させてしまいます。これらの劣化症状の発生を抑制するため、塗膜によって防水性能を持たせることを目的としてビルの塗装を行います。そのビルの外壁や屋根を覆う塗膜も経年劣化によって剥がれなどが発生する場合があり塗膜が剥がれてしまった箇所は外壁下地がむき出しになってしまい外壁の劣化症状が進みやすくなってしまうため、定期的に塗装して耐久性を維持する必要があります。

・資産価値の向上

ビルは一般的に築年数が経過するごとに資産価値が低下していきます。その資産価値の減少スピードを遅らせるためには塗装を行う事が有効です。またより良い性能の塗料を使用して塗装を行い劣化箇所を補修し改良していくことで資産価値を維持したり向上させたりすることができますので、それらを目的としてビルの塗装を行う場合もあります。

・将来的なコストを抑える

定期的なメンテナンスや塗装を行うことで将来的なコストを下げる事ができます。例えばひび割れなどの劣化症状を放置した結果下地内部の腐食などに繋がり、ビルを保持していくためには大規模な工事が必要となってしまう場合がありますが、定期的なメンテナンスや塗装を行っておくことで大規模な工事を避ける事ができ、結果としてコストを抑えてビルの保持をすることができます。

・塗膜剥がれ

ビルの外壁が劣化してくると劣化症状として塗膜の剥がれが発生します。塗膜の剥がれについては塗装時の施工不良である可能性もありますが、10年経過したあたりで発生した塗膜剥がれは経年劣化によるものと考えて大丈夫です。塗膜が剥がれてそのままにしてしまうと外壁の下地に直接雨風や紫外線が当たるようになり下地材の劣化に繋がりますので早めに対処し再塗装を行う必要があります。

・チョーキング

チョーキングとは塗膜が紫外線を受けて劣化し、顔料が粉状になり浮いてしまう状態のこと。指などで外壁を触った時に触った指にチョークの粉のようなものが付く場合にはチョーキングが発生しています。チョーキングは塗膜が防水性能を失っている状態のため放置してしまうと塗膜の剥がれや膨らみなどに繋がります。

・ひび割れ

ひび割れは場合によっては経年劣化ではない事もありますが、もちろん経年劣化でもひび割れはおこります。紫外線を受けて硬くなった塗膜が下地の割れに追従できず一緒に割れてしまったりして起こります。割れている部分が塗膜だけであればそこまで緊急性はありませんが、下地まで割れている場合には雨水の侵食によるビル内部の腐食が起こる可能性があります。

・色あせや汚れ

ビルの外壁の塗膜が劣化すると色あせが起きたりツヤが減少してくることによって汚れやすくなってきます。どちらも防水性能が低下してきていると言えるため、再塗装を考えた方が良いでしょう。

 

≪その他、ビルの塗装を行う理由≫

・イメージを変えたい

ビルのイメージを変えたい場合にも塗装を行う場合があります。塗装を行う事でビルの持つイメージを変えて美観の向上をすることができ、新規の入居者が入りやすくなったり満足度が上がったりする効果が期待できます。

ビルの塗装にはそのビルの大きさなどにもよりますが300万～1000万以上の費用がかかります。また当然ではありますが高層になればなるほど塗面積が増えるため、かかる費用も高額になってきます。またビルの高さに合わせて足場も設置するため、その足場代も高くなってきます。一般的な住宅を塗装する場合に比べるとビルの塗装は特殊なため費用の差が大きく手間もかかります。

ビルの塗装を行う理由と塗装を行いたい劣化症状、またビルの塗装にかかる費用についてお話させて頂きました。ビルの塗装はビル自体の耐久性の維持のために行う他、入居者の満足度向上や新規入居者が増えるように美観の向上を目的としても行われます。ビルを塗装する際にはフッ素塗料のような高耐久の塗料やコスパの良いシリコン塗料、またより費用と耐用年数のコスパが高いラジカル塗料などがおすすめです。