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コロニアルneoって塗装できるの?有効的な補修方法とは

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コロニアルneoって塗装できるの?有効的な補修方法とは

コロニアルneoって塗装できるの?有効的な補修方法とは

2024/05/22

こんにちは!市川市の外壁塗装専門店シンプルプランです!

屋根の塗装を考えた際に業者から「コロニアルneoだから塗装できない」と言われた事はありますでしょうか?もしくはコロニアルneoは塗装できないと聞いたことがあり、本当かどうか悩んでいる方もいらっしゃるかも知れません。また「コロニアルneoは塗装出来る」と言う業者と「塗装できない」と言う業者の二つの意見を言われてどうしたらいいのか分からなくなってしまう方もいるかも知れません。本日はそんなコロニアルneoについて、本当に塗装ができないのか?またなぜ塗装ができないと言われているのか?についてお話させて頂きます。

目次

    コロニアルneoは塗装不可!

    屋根材であるコロニアルneoは塗装してはいけません!コロニアルneoを塗装してしまった場合、耐久性を上げて綺麗な状態を保たせることが目的の塗装工事によってかえって劣化を加速させてしまうためです。塗装後しばらくは綺麗でも数年後にはひびの無かった箇所にまでひびが出たり欠けたりして以前よりも悪化してしまいます。ではなぜコロニアルneoを塗装してしまうとそのような状態になってしまうのでしょうか?

    コロニアルneoが塗装不可な理由

    コロニアルneoが塗装不可な理由はその「脆さ」にあります。コロニアルneoはアスベストの規制された基準をクリアするために製造され販売された屋根材です。しかしアスベストを含めて製造していた屋根材からアスベストを抜いたことで屋根材に持っていた強度が保てず耐久性が大きく落ちた屋根材となってしまいました。そんなコロニアルneoは通常でも経年劣化で自然と割れが起きやすいため、もちろん塗装を行う際に人が屋根に乗っただけで割れなどを起こしてより劣化してしまいます。そのため元々脆いコロニアルneoは塗装しない場合よりも塗装した場合の方が劣化症状が早く出てしまう事が多く、塗装するのには向きません。

    コロニアルneoとはどんな屋根材?

    コロニアルneoが塗装不可な理由の項目でもお話しましたが、コロニアルneoはアスベストが問題になってきた事をきっかけとして急遽製造され販売されたノンアスベストの屋根材です。2001年から2008年の間に販売されており、その間多くの住宅に使用されてきました。その耐久性の低さから築10年前後でひび割れや欠落が起きてしまうためそのままでも劣化が早い屋根材ですが、塗装や補修をする際に人が上に乗ってしまうことでより劣化が進み、塗装前よりもかえって状態が悪化してしまう事がほとんどです。

    コロニアルneoの見分け方

    ■建てた時期で考える

    コロニアルneoが製造され販売されていたのは2001年~2008年の間です。そのためその間に建てられた住宅でスレート屋根である場合にはコロニアルneoが使用されている可能性があります。

     

    ■劣化状態で見分ける

    コロニアルneoはその耐久性の低さから様々な劣化症状を見せます。これらの劣化症状が複数見受けられる場合にはコロニアルneoである可能性があります。

    ≪コロニアルneoによくみられる劣化症状≫

    ・変色

    コロニアルneoに限りませんが、スレート屋根は劣化症状として変色が見られる場合があります。屋根材が紫外線を受けて劣化し、脱色してしまったりして元の色から色が変わってしまいます。変色自体はコロニアルneoに限らずスレート屋根で起こる劣化症状のため、変色が起きているからといってコロニアルneoであるとは限らない点には注意が必要です。

    ・反り

    コロニアルneoをはじめとするノンアスベスト屋根材が製造され始めた頃の屋根材には反りの劣化症状がみうけられます。

    ・不規則な割れ

    コロニアルneoは劣化症状として不自然な箇所から不規則なひび割れを起こします。通常のスレートのひび割れはスレートを固定するための釘打ちの箇所からひび割れが起こる事が多いですが、コロニアルneoは釘打ち箇所とは関係なくひび割れをおこします。

    ・欠けや欠落

    上記のような不規則な割れが進行した結果、コロニアルneoは欠けや屋根材の欠落をおこします。欠落した際に屋根から屋根材が落下すると大事故に繋がる可能性もあるため、割れが見られた時点で対処を考える事をおすすめします。

     

    ■設計図を見る

    図面を見ると屋根材にコロニアルneoが使用されているかどうか分かる場合があります。ただし図面と実際に使用された屋根材が違う場合もありますのでコロニアルneoかどうかは図面だけで判断せず専門業者に依頼して調査してもらうことをおすすめします。

    コロニアルneoのメンテナンス方法

    ・屋根カバー工法

    コロニアルneoを使用した屋根の屋根カバー工法とは、コロニアルneoで構成されている屋根の上から新しく防水紙を貼って新しい屋根材を被せる工法です。屋根の防水性能の要である防水紙を新しくすることができる他、屋根材を撤去する必要が無いため屋根葺き替え工法に比べるとコストを抑えてコロニアルneoの屋根をメンテナンスし補修する事ができます。ただしカバー工法は新しい屋根材を既存の屋根の上にかぶせることになることから住宅の耐震性が少々落ちると言われている点は注意が必要です。(カバー工法に使用する屋根材は非常に軽いため、耐震性への影響はほぼ無いとは言われています)

    ・屋根葺き替え工法

    コロニアルneoを使用した屋根の屋根葺き替え工法は、屋根に使用されているコロニアルneoを全て撤去し、新しい屋根材を吹き替えるメンテナンス方です。葺き替える際に屋根材を全て撤去するため屋根の下地の点検まで出来ます。屋根カバー工法に比べて費用がかかる点はデメリットですが、屋根の寿命を伸ばすには最も有効な方法です。

    まとめ

    屋根材であるコロニアルneoの塗装可否や塗装をしてはいけない理由、また有効なメンテナンス方法についてお話してまいりました。コロニアルneoは非常に耐久力が低い屋根材であるため、塗装するために屋根に人がのぼる事でより劣化速度を早めてしまいます。そのためコロニアルneoは屋根塗装には向かず、メンテナンスをするのであれば屋根カバー工法、もしくは屋根の葺き替えをおすすめします。自分の住宅の屋根材がコロニアルneoかどうか分からない…という場合には専門の業者に依頼し点検してもらいましょう。

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