外壁塗装の面積の出し方は？重要性などについて解説！

こんにちは！千葉県市川市を中心に幅広いエリアで外壁塗装をはじめとした様々な塗装のご依頼に対応している外壁塗装専門店シンプルプランです。

今回は、外壁塗装の見積りを出す際に必要になる面積の出し方や重要性について詳しく解説していきます。

塗装の面積はとても重要になってきます。なぜなら、塗装の面積によって見積もりが正確であるかどうかが判断できるようになるからです！複数の業者から見積もりを出してもらったけれど塗装面積がバラバラだとどの業者を選べばよいのかが分からなくなると思います。そんな時に塗装面積の算出方法を知っていればある程度の金額を算出することができ、見積もりが正確であるかどうかを見分けることができるようになります。

施工費用は塗装面積×塗料の平米単価で求められることが多いです。それにプラスして人件費や諸経費など施工にかかるコストが含まれます。見積もりは業者によって違いがあり、塗装面積を通常より大きくしたり諸経費を架空に上乗せしたりして見積もり金額を高くする悪徳業者などもいます。大まかな費用などが把握できていれば騙されるリスクも少なくなります。

面積の算出方法は主に３つあります。一つ目は、実際に面積を計測する方法です。この方法であればほぼ正確な面積を出すことができます。実際に業者が現地調査を行って見積もる際にも使用される方法です。しかし、屋根に上ったりする行為は危険であるため見積もりの正確さを確認するためだけであればあまりお勧めはしない方法になります。二つ目は、延べ床面積から計算式を使用して算出する方法です。「延べ床面積×1.1~1.4（係数）」の計算式で出すことができ、延べ床面積が大きくなればなるほど係数は小さい数字を使った方が実測値に近くなり正確性を持つことができます。三つ目は、図面から面積を計算する方法です。一戸建て住宅であれば家を購入・建てた際に業者もしくは不動産などから住宅に関連する設計図などを受け取ることがあります。それらの図形をもとに専用のコンピュータで算出することができます。ほとんどの業者はこの図面から算出する方法を使用している場合が多いでしょう。

塗装面積の計算の中で図面を使用する方法がありますが、その際に必要となってくる図面の種類をご紹介します。

・平面図（間取り図）

建物を真上から見下ろした状態の図面のことで、部屋の数や大きさ、建物内の造りなどがわかります。外壁の長さを正確に知ることができます。

・立面図

建物を周囲から見た状態の図面です。建物の高さを知ることができるので平面図と合わせると建物の縦と横を知ることができます。

・矩計図

建物の寸法などを計測した図面です。床や窓、天井などのこまごまとした高さを知ることができます。ほかにもどんな材料が使用されているかが記載されているので適切な塗料を選ぶこともできます。

・屋根伏図

屋根の造りを主に記した図面です。屋根の形状や造り、勾配などを知ることができます。

基本は、これらの図面を使用して塗装面積を算出します。そのため、見積もりを出す際に「図面は要らない」などと言われた際には悪徳業者である可能性もあるので注意が必要です。

住宅に関する設計図などはすべて受け渡されていることが多いです。しかし、設計図などをなくしてしまったり中古物件であったため最初から持っていなかったりするときは、ハウスメーカーや工務店などに問い合わせればコピーをもらえることもあるかもしれないので確認してみてもよいでしょう。

見積もりをより正確にしてもらうためには業者とのヒアリング調査や相談、現地調査などを行うとよいでしょう。塗装の状態などによって不要な施工内容などを省いたりすることができ、コストの削減につながるかもしれません。また、ヒアリング調査などを行うことによって業者もより適切な施工を行うことができるようになり、悪徳業者かどうかも見極めることができるようになります。そのため、すべて任せるのではなくしっかりと相談しながら進めていくことが大切です。

塗装は住宅を守るという重要な役割を担っています。そのため、適切な施工を行うことで住宅の寿命を延ばすことができ、綺麗な状態を保つことができるようになります。費用が高いため業者選びは慎重に行いましょう。また、複数の業者から見積もりを出してもらったり何回でも話し合いを行うなどして施工費用や見積もりが正確であるかどうか、悪徳業者ではないかなどの判断をする必要があります。外壁や屋根などの塗装をする際にぜひ参考にしてみてください！