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塗装で屋根の雨漏りって止められるの?【塗装では直せません!】

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塗装で屋根の雨漏りって止められるの?【塗装では直せません!】

塗装で屋根の雨漏りって止められるの?【塗装では直せません!】

2024/04/29

こんにちは。市川市の外壁塗装専門店シンプルプランです。

外壁塗装と同時に屋根塗装をされる方は多くいらっしゃいます。外壁塗装をする場合、屋根塗装をする場合、どちらの場合にも足場が必要となるため、確かに両方同時に行う方がお得です。

その中で「屋根からの雨漏りが心配で…」という理由で屋根塗装も同時に行おうか迷っている方もいらっしゃいます。また他の業者に「雨漏りは屋根塗装で直る」と言われた方も。しかし本当に屋根塗装で雨漏りは直るのでしょうか?詳しく説明させて頂きます。

目次

    塗装では屋根の雨漏りは止められない

    屋根塗装をするだけでは屋根で起きている雨漏りを止めることはほぼできません。また雨漏りの予防としても「屋根塗装を行っているだけ」では決して完璧ではありません。

    屋根塗装では雨漏りを止められない理由

    なぜ屋根塗装では雨漏りを止められないのでしょうか?

    実は屋根は正常な状態でも雨水が入り込む可能性があるのです。しかしなぜそれでも雨漏りしないかというと、屋根は入ってきた雨水を逃がすような構造になっているため。また屋根の構造として屋根材の下には防水用のアスファルトルーフィングが張られています。屋根からの雨漏りの原因の多くはこのアスファルトルーフィングの破損によるものと考えられるため、アスファルトルーフィングの上に張られる屋根材の補修や塗装を行うのみである屋根塗装では雨漏りを止める事ができないのです。

    屋根塗装を行う理由

    ではなぜ雨漏りを止められないのにも関わらず屋根塗装を行うのでしょうか?

    ・美観の維持

    屋根塗装を行う事で屋根の美観を維持することができます。屋根材や塗布されている塗料は塗装は経年劣化で色あせや剥がれなどが起きます。また塗膜の劣化だけでなく、屋根材表面にコケやカビなどが生える事もありますので、これらの劣化症状を放置してしまうと見た目に悪くなってしまいます。そのような状況から屋根の美観を取り戻すために屋根塗装を行います。

    ・屋根材の保護

    屋根塗装を行う事で屋根材が塗膜で覆われ屋根材の保護にも繋がります。雨や太陽光からの熱や紫外線を塗膜が受け止めるため、屋根が直接雨や紫外線を受ける事がありませんので屋根材の劣化を抑える事ができます。

    ・塗料による機能の付加

    屋根塗装などに使用される塗料の中には特別な機能がついているものがあります。例えば遮熱機能のついている塗料を屋根塗装に使用すれば太陽光からの熱を反射し屋根材の表面が熱を持つことを抑える事ができます。それにより屋根材の保護だけでなく、室内の気温上昇抑制が期待できます。

    屋根の雨漏りを予防するには

    屋根からの雨漏りを心配するのであれば屋根塗装よりももっと効果的な予防方法があります。

    ・カバー工法

    カバー工法とは、既存の屋根材の上から金属素材の軽い屋根材などを重ねて施工する方法です。古くなった既存の屋根材を撤去する手間がかからないため葺き替えに比べてコストを抑えて施工できますが、屋根材で上からカバーするため屋根の重さが住宅にプラスされ、耐震性能が落ちるというデメリットもあります。また屋根の下地の状態によっては施工できません。

    ・葺き替え

    葺き替えは既存の屋根材を撤去して新しい屋根材を乗せる方法。既存の屋根材の撤去と廃棄が必要となるためカバー工法よりもコストがかかりますが、屋根材の種類をある程度自由に選べる点や屋根下地の点検も同時に行える点もメリットです。

     

    どちらの工法が適しているかは住宅の状態やお客様のご要望などにもよりますので、雨漏りの予防として方法に悩んでいる場合には信頼できる業者に相談してみましょう。

    屋根塗装で逆に雨漏りする可能性も

    屋根塗装を行うことで逆に雨漏りに繋がってしまう可能性もあります。というのも、屋根には隙間が必要だからです。もう少し詳しく説明しますね。

    ・縁切りを塗料で埋めてしまうと雨漏りの原因に

    スレート屋根材は屋根材と屋根材の間に隙間があくように作られており、この隙間は屋根材の下に雨水が入り込んだ際に隙間から排出するためにわざと設けられています。この隙間を屋根塗装を行う事で塞いでしまうと屋根材の下に入り込んだ雨水を排出する事ができなくなってしまい、逃げ場を失った雨水が屋根下地に侵食し雨漏りに繋がります。そのため、屋根塗装を行った後には「タスペーサー」という隙間を開けるためのものを刺し込み、隙間をあける必要があるのです。

    屋根の隙間を塗料で埋めてしまうと今まで雨漏りしていなかったのに雨漏りをするようになってしまう可能性があります。

    まとめ

    屋根塗装を行ってもほとんどの場合雨漏りは改善されません。既に雨漏りが起きている場合には屋根塗装ではなく原因となっている箇所の補修を考えましょう。また将来的に雨漏りが心配で雨漏りの予防をしたいという場合には屋根塗装ではなく「カバー工法」や「屋根の葺き替え」をおすすめします。屋根塗装をすることで屋根材の保護や一定の補修は行えますが直接雨漏りの予防には繋がりにくいため、これらの方法を行う事で長期間雨漏りの心配を無くす事ができます。

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