その外壁塗装、本当に3回塗りで大丈夫?プロが見極める「塗装回数」の重要性
2026/10/14
外壁塗装のお見積書でよく見かける「3回塗り」という言葉。
外壁塗装では一般的に、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本とされています。
もちろん、私たちシンプルプランでも3回塗りを標準としています。
しかし、ここでひとつ疑問です。
「どんな外壁でも、3回塗れば本当に大丈夫なのでしょうか?」
実は、外壁材の種類や劣化状態、使用する塗料、さらには選ぶ色によっても、必要な塗装回数が変わることがあります。
今回は、外壁塗装専門店だからこそお伝えしたい、塗装回数と施工品質の関係についてお話しします。
外壁塗装はなぜ3回塗りが基本なの?
一般的な外壁塗装では、次の3つの工程で塗膜を形成していきます。
① 下塗り|外壁と塗料を密着させる大切な工程
下塗りには、外壁と上塗り塗料の密着性を高めたり、下地への吸い込みを抑えたりする役割があります。
② 中塗り|必要な塗膜を形成する工程
塗料メーカーが定める塗布量や施工方法を守りながら、塗膜を形成していきます。
③ 上塗り|美しさと保護性能を仕上げる工程
中塗りの上にさらに塗料を重ね、色や艶を整えながら、塗料本来の性能を発揮できる状態に仕上げます。
この3回塗りは、多くの外壁塗料で採用されている基本的な施工方法です。
ただし、塗料や下地によっては、メーカーが異なる工程数を指定している場合もあります。
そして、実際の現場では、標準的な3回塗りに追加工程が必要になることもあるのです。
実は4回塗りが必要になることも!現場で見極める3つのケース
では、どのような場合に4回塗りが必要になるのでしょうか?
シンプルプランが実際の施工で経験しているケースを交えてご紹介します。
① 初めて塗装するモルタル外壁|塗料を吸い込んでしまうケース
モルタル外壁は、下地の状態によって塗料の吸い込みが大きくなることがあります。
特に、築年数が経過し、これまで一度も塗り替えを行っていないモルタル外壁では、表面の劣化が進んでいる場合もあります。
実際に下塗りを始めてみると、想定以上に塗料が吸い込まれてしまうことも。
下塗り材が十分に機能していない状態で中塗り・上塗りへ進んでしまうと、仕上がりや塗膜の密着性に影響する可能性があります。
そのため、現場の状態を確認しながら、必要に応じて下塗りをもう一度行うことがあります。
つまり、
下塗り2回+中塗り1回+上塗り1回=合計4回塗り
となるケースです。
ただし、初めて塗装するモルタル外壁が必ず4回塗りになるわけではありません。
外壁の吸い込み具合や使用する下塗り材の仕様を確認し、適切に判断することが大切です。
② ネイビーなど鮮やかな色|思うように色が出ないケース
実は、外壁塗装は選ぶ色によっても仕上がりの難しさが変わります。
例えば、鮮やかなネイビー系の色。
使用する塗料や下地の色との組み合わせによっては、通常の塗装回数では十分に色が出なかったり、色ムラが生じたりすることがあります。
シンプルプランでも、実際にネイビー系の鮮やかで濃い色味の外壁塗装で、色の仕上がりを考慮して4回塗りをご提案した事例があります。
この場合は下塗り1回+中塗り1回+上塗り2回=合計4回塗りです。
せっかくお客様が悩んで選んだお気に入りの色。
だからこそ、できる限りイメージどおりの美しい仕上がりにしたいと考えています。
色をきれいに仕上げるために、必要な塗装工程を見極めることも職人の技術のひとつです。
もちろん、鮮やかな色だから必ず4回塗りが必要ということではありません。
塗料の隠ぺい性や下地の色、メーカーの施工仕様などを踏まえて判断します。
③ 塗料そのものの特性|塗料によって仕上がり方が違うケース
塗料は、メーカーや製品によって性質が異なります。
比較的さらっとしていて、ローラーで伸ばしやすい塗料もあれば、粘度が高く、塗り心地の異なる塗料もあります。
ただし、伸びのよい塗料だからといって、必ずしも少ない回数で十分な仕上がりになるとは限りません。
塗料の隠ぺい性や下地との相性、選んだ色などによっては、メーカー指定の塗布量で施工しても、追加の塗り重ねが必要になるケースがあります。
ここで重要なのは、塗料を薄く伸ばして施工回数を減らすのではなく、メーカーが定める塗布量や乾燥時間を守ること。
塗料ごとの特性を理解し、現場の状況に合わせて適切に施工することが大切です。
4回塗りになったら追加料金が発生するの?
ここは、お客様にとって気になるポイントではないでしょうか。
「見積りでは3回塗りだったのに、4回塗りが必要になったら追加料金がかかるの?」
シンプルプランでは、外壁の吸い込みや塗料の特性、色の仕上がりなどを理由に、
施工上必要と判断して塗装回数を増やす場合、追加の塗装費用はいただいておりません。
なぜなら、私たちが大切にしているのは、決められた回数をこなすことではなく、
お客様のお住まいに適した施工を行うことだからです。
もちろん、追加で塗装を行えば、その分の塗料も手間もかかります。
それでも、必要な工程を省いてしまっては、せっかく外壁塗装をお任せいただいた意味がありません。
3回塗りで十分な外壁には、適切な3回塗りを。
追加の塗装が必要な外壁には、その状態に合った施工を。
これがシンプルプランの考え方です。
※当初のお見積りに含まれない補修工事や、お客様のご希望による仕様変更などは、
別途費用をご相談する場合があります。
じゃあ、最初から4回・5回塗った方が長持ちするの?
ここで、もうひとつ知っていただきたいことがあります。
それは、塗装回数は多ければ多いほど良い、というものではないということです。
塗料には、それぞれメーカーが定める標準塗布量や乾燥時間、施工条件があります。
必要以上に厚く塗ったり、十分に乾燥させずに重ね塗りしたりすると、
かえって塗膜の不具合につながる可能性もあります。
つまり、4回塗りだから3回塗りより優れている、という単純な話ではありません。
大切なのは、
・外壁材の種類や劣化状態を正しく確認すること
・適切な下塗り材を選定すること
・塗料メーカーの施工仕様を守ること
・現場の状態に応じて必要な工程を判断すること
この積み重ねが、塗装の仕上がりや耐久性に大きく関わってきます。
高性能な塗料を選べば安心?実は施工品質も重要です
最近では、長期耐久性を特長とする高性能な塗料も増えています。
せっかく費用をかけて高耐久塗料を選ぶのであれば、その性能をできる限り発揮させたいですよね。
しかし、どれほど優れた塗料であっても、下地処理や施工方法が適切でなければ、本来期待される性能を十分に発揮できない可能性があります。
外壁塗装は、単に塗料を塗るだけの工事ではありません。
建物の状態を見極め、塗料の性能を引き出すための施工を行うことが重要なのです。
シンプルプランでは、施工品質にこだわるとともに、対象プランでは施工会社・塗料メーカー・塗料販売代理店による「3社保証」もご用意しています。
施工後も安心していただけるよう、塗料選びから施工、保証体制まで大切にしています。
大切なのは「何回塗るか」より「なぜその回数が必要なのか」
外壁塗装は3回塗りが基本です。
しかし、すべての建物が同じ状態ではありません。
初めて塗装する築年数が経過したモルタル外壁、鮮やかな色を使用する場合、塗料の特性による仕上がりの違いなど、
現場によって考慮すべきことはさまざまです。
だからこそ、私たちは4回塗りを標準にするのではなく、
必要なときに適切な追加工程を行うことを大切にしています。
「3回塗ったから安心」ではなく、「その外壁に必要な施工ができているから安心」。
これから外壁塗装をご検討される方は、ぜひ塗料の種類や価格だけでなく、
下地処理や施工工程についても確認してみてください。
株式会社シンプルプランでは、市川市を中心に外壁塗装・屋根塗装のご相談を承っております。
「うちの外壁はどんな状態?」
「見積書に書かれている3回塗りで大丈夫?」
「塗料の違いや施工内容を詳しく知りたい」
そんな疑問がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
大切なお住まいだからこそ、見えない工程にも妥協しない。
それが、私たちシンプルプランの外壁塗装です。
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