「築20年、一度も塗装していない家。まだ塗装で間に合う?」
2026/10/07
「気づけば家を建ててから20年。一度も外壁塗装をしていない…」
「20年間何もしていないけど、今から塗装して間に合うの?」
市川市で外壁塗装のご相談を受けていると、このようなお話をいただくことがあります。
10年を過ぎた頃は少し気になっていたけれど、そのまま数年。
雨漏りしているわけでもないし、外から見てもそこまで傷んでいるようには見えない。
そうして気づけば築20年。
「さすがにそろそろ…」
と調べ始めた方も多いのではないでしょうか。
まず結論からお伝えすると、
築20年でも、十分に塗装でメンテナンスできる家はあります。
ただし、
「築20年だから塗装できる」
「築20年だからもう手遅れ」
どちらも正しくありません。
ただ私たちが実際の現場で感じているのは、
築13年以内に一度目の塗装をすると見栄えはかなり良い状態になります。
ここは一つの目安として考えていただきたいところです。
築20年で初めての塗装を検討している方の話しに戻りますが、
まず大切なのは「今、その建物がどんな状態なのか」です。
私たちが実際の現地調査でどんなところを見ているのかをご紹介します。
実は築12年でも、外壁がボロボロになっていた家がありました
「築20年で塗装していない」というと、
20年という年数に目が行きがちです。
しかし、建物の劣化は築年数だけでは判断できません。
実際に私たちが施工したお住まいでは、
まだ築12年ほどにもかかわらず、サイディングの一部に割れや著しい劣化が発生していたケースがありました。
さらに高圧洗浄を行った際には、劣化していた部分のサイディング表面がボロボロと崩れてしまうほど傷みが進んでいました。
「築12年ならまだ大丈夫だろう」
そう思われる方も多いと思います。
でも、実際の建物は必ずしも年数通りに劣化するわけではありません。
なぜ築年数が同じでも劣化状態が違うの?
外壁は365日、外の環境にさらされています。
そのため劣化の進み方は、
・日当たり
・雨風の当たり方
・湿気
・建物の方角
・周辺環境
・外壁材の種類
・新築時の施工状態
など、さまざまな条件に左右されます。
さらに、一軒の家の中でも劣化状態は均一ではありません。
強い日差しを受け続ける面と、日当たりが悪く湿気が残りやすい面。
雨風をまともに受ける場所と、軒などに守られている場所。
それだけでも外壁の状態には差が出てきます。
つまり、
築20年だから危険なのではありません。
逆に、
築10年、12年だから安心とも限らないのです。
だからこそ私たちは、築年数だけを見て「そろそろ塗装ですね」と判断するのではなく、実際の建物を確認することが大切だと考えています。
築20年の家で私たちが確認する5つのポイント
では、実際に築20年前後のお住まいを調査するとき、どこを見るのでしょうか。
代表的なポイントをご紹介します。
① 外壁の防水性が低下していないか
外壁塗装は、単に家をキレイにするためだけのものではありません。
塗膜には、外壁材を雨や紫外線などから保護する役割があります。
しかし、その塗膜も永久に機能するわけではありません。
紫外線や雨風の影響を受け続けることで少しずつ劣化していきます。
外壁を触ったときに白っぽい粉がつく「チョーキング」なども、塗膜が劣化してきたサインのひとつです。
さらに私たちが確認したいのは、
外壁材そのものが水分の影響をどの程度受けているか。
見た目だけでは分からない部分まで確認することが重要です。
② サイディングに割れ・反り・浮きがないか
窯業系サイディングの場合、
・割れ
・欠け
・反り
・浮き
などがないかを確認します。
軽度であれば補修を行ったうえで塗装できる場合があります。
しかし劣化が進み、外壁材そのものが脆くなってしまっている場合には、塗装だけでは十分なメンテナンスにならないケースもあります。
先ほどご紹介した築12年のお住まいも、この「外壁材そのものの状態」が重要なポイントでした。
どれだけ耐久性の高い塗料を選んでも、
その下にある外壁材が傷んでいれば、本来の性能を十分に発揮できません。
だからこそ「どの塗料を使うか」の前に、「何に塗るのか」を確認する必要があります。
③ ひび割れは「なぜ割れたのか」まで見る
モルタル外壁などでは、ひび割れが見つかることがあります。
ここで、
「ひび割れているから補修して塗装しましょう」
だけで終わらせてしまうのは少し早いと私たちは考えています。
細かな表面的なひび割れなのか。
深いひび割れなのか。
同じ場所に繰り返し発生していないか。
建物の動きが影響している可能性はないか。
大切なのは「ひびがある」という結果だけではなく、「なぜひびが入ったのか」を考えることです。
状態によって必要な補修方法や下塗りの塗料も変わってきます。
④ コーキングが切れていないか
サイディング住宅では、目地やサッシ周辺などに使用されているコーキングも重要です。
築20年間、一度もメンテナンスをしていない場合には、
・ひび割れ
・硬化
・痩せ
・剥離
・隙間
などが発生していることがあります。
外壁そのものは比較的キレイに見えても、
目地を見るとかなり劣化していた
というケースもあります。
コーキングは雨水の侵入を防ぐ重要な部分ですので、外壁塗装を考える際には一緒に確認しておきたい場所です。
⑤ 屋根の状態も確認する
外壁が築20年なら、
屋根も同じ20年間、雨や紫外線から家を守っています。
しかも屋根は、普段ほとんど見えません。
外壁は毎日目に入りますが、屋根の上を確認する機会はなかなかありません。
屋根材の種類によっても異なりますが、
・色あせ
・苔や藻
・ひび割れ
・欠損
・反り
・棟部分の劣化
などを確認します。
そして重要なのが、
「この屋根は本当に塗装するべきなのか?」
という判断です。
屋根材や現在の状態によっては、塗装ではなくカバー工法など別の方法を検討した方がよい場合もあります。
何でも塗ればいい、というわけではありません。
一番避けたいのは「塗装で済んだはずの家」が大きな工事になること
築20年だからといって、必要以上に焦る必要はありません。
しかし、劣化を長期間放置してしまうことで状況が変わる可能性はあります。
たとえば、
まだ外壁材が健全な段階であれば、
補修+塗装
でメンテナンスできたものが、
外壁材そのものの劣化が進んでしまえば、
部分的な張り替えや、場合によってはより大きな外壁工事
が必要になることもあります。
屋根も同じです。
塗装によるメンテナンスが適している時期を過ぎれば、カバー工法や葺き替えを検討するケースも出てきます。
そうなると、当然工事費用も変わります。
だから、
「まだ大丈夫そうだから何もしない」
ではなく、
「まだ大丈夫なのか、一度確認しておく」
という考え方をおすすめしています。
この2つは似ているようで、大きく違います。
築20年でも塗装で間に合う?答えは「家を見ないと分からない」
「築20年、一度も塗装していません。まだ塗装で間に合いますか?」
もし電話でこう聞かれたら、私たちは簡単に、
「大丈夫ですよ!」
とは答えられません。
反対に、
「20年ならもう遅いですね」
とも言えません。
なぜなら、実際に築12年でもサイディングの劣化がかなり進んでいた家を見ているからです。
築年数だけでは分からない。
だから、実際に見る必要があります。
「まだ塗装で間に合ううち」に確認するメリット
建物の状態が分かれば、選択肢を持つことができます。
「今なら塗装で十分」
「この部分だけ補修してから塗装」
「屋根は今回はまだ工事しなくてもいい」
「ここは塗装ではなく別の方法を考えた方がいい」
こうした判断ができます。
反対に、傷みが大きくなってからでは選べる方法が少なくなってしまうことがあります。
だから私たちは、
工事を急ぐことより、判断ができるうちに状態を知っておくこと
の方が大切だと考えています。
市川市で「うちもそろそろ?」と思ったら
外壁塗装専門店シンプルプランでは、市川市を中心に外壁・屋根のご相談を承っています。
特に、
「築15〜20年以上、一度も外壁塗装をしていない」
「外壁にひび割れや反りが出てきた」
「コーキングが切れている」
「外壁を触ると白い粉がつく」
「屋根を一度も詳しく見てもらったことがない」
このようなお住まいは、一度状態を確認してみることをおすすめします。
もちろん、調査したからといって必ず工事をしなければならないわけではありません。
まだ急がなくていい状態なら、その判断材料にもなります。
大切なのは、
築年数だけで「まだ大丈夫」「もう遅い」と決めないこと。
「うちも20年近いけど大丈夫かな?」
そう思ったタイミングが、建物の状態を確認するひとつのきっかけです。
市川市で外壁塗装・屋根塗装をご検討中の方は、シンプルプランまでお気軽にご相談ください。
塗ることを前提にするのではなく、まずは今のお住まいの状態を確認するところから。
それぞれのお住まいに合ったメンテナンス方法を一緒に考えていきます。
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