木部塗料について

こんにちは！

 

今日は印西市で弊社職人（アーティスト）が施工中の木部についてのお話です。

現在ウッドデッキの塗装工事中です。

木部は状態やお客様の希望により使う塗料が変わります。

 

大きくは３種類で、オイルステイン、キシラデコール、通常の塗りつぶしです。

 

オイルステイン

塗料20％に対しシンナー80％で薄めたものがオイルステインです。

木部に塗料を浸透させるイメージで木目を潰さずに着色ができる塗料になります。

 

キシラデコール

キシラデコールもオイルステインの一種になります。

オイルステインの着色がメインの材料とは異なり、木材保護塗料という分類で防腐・防カビ・防虫効果があります。

着色もされているので木目も潰さずに防腐・防カビ・防虫効果も得られる塗料となっています。

 

塗りつぶし

上記オイルステイン系は、木材に塗料が浸透して塗装するタイプですが、塗りつぶしの場合は造膜と言って新しく膜を張るようなイメージになります。

見た目が変わるので、木材としての見た目（木目）を活かすよりも、耐久性を上げたいときに使われることが多いです。

 

 

チェックポイント！

オイルステイン系で塗装する際、木部の汚れが強い場合は一度アク洗いが必要になることもあります。

一度、今の木部のシミや汚れを落とし、元の色に戻してからキシラデコール等を塗装していきます。

オイルステイン系は塗り重ねれば重ねるだけ色が濃くなるのでムラにならないように注意して塗装しないといけません。

逆に塗りつぶしの場合はムラになることがないので、塗装回数による色の濃淡はありません。

 

 

まとめ

ウッドデッキなどの木部があしらわれている住宅は通常の外壁塗装とまた違う悩み（オイルステインにするのか塗りつぶしにするのか）が出てきたり、金額もその分変わってくるので考えることも多くなってくるのですが、

お家のアクセントになっている部分になるのでしっかりと家族で話し合いをして、プロの意見も参考にしながら決めてみてください。

 

以上、本日は木部塗装の種類についてでした！