フッ素塗料ってなに？外壁塗装での特徴などを解説いたします。

こんにちは！市川市で外壁塗装を承っております株式会社シンプルプランです。

外壁塗装や屋根塗装で使用する塗料。様々な種類があることをご存じでしょうか？

それぞれに特徴があり、メリットデメリットのある塗料の為、お客様のご要望をかなえることのできる最適な塗料を使用することが大切です。

今回は数ある塗料の種類の中から『フッ素塗料』の特徴を解説いたします。

 

【フッ素塗料】主成分にフッ化カルシウムという鉱石を使用している塗料のこと

フッ素塗料は原料にフッ化カルシウムという鉱石を使用していることから耐久性が高く人気の塗料です。フッ化カルシウムという鉱石は、蛍石と呼ばれるものを含み、きらきらと輝くような宝石のような鉱石です。

近年、この耐久性の高さから人気が上がってきている塗料のため様々な塗料メーカーがこのフッ素塗料を製造している為、性能面もカラーバリエーションも幅広い中から選ぶことができます。

 

■耐久年数は13年～16年程度と高耐久性を誇る

もちろん立地環境にもよりますがフッ素塗料は塗料の種類の中で高耐久であると言えます。耐久年数が高いということは、一度の外壁塗装でもその効果が長く持つということですので、外壁塗装時にはとても重要な点といえます。

1度の外壁塗装で耐久年数の高い塗料を使用することで、次回のメンテナンスが必要になるまでの期間を長く保つことができるのです。

そう考えると1回の塗料の価格帯だけで塗料を決定するのではなく、次回のメンテナンスまでのことを考えることでトータルコストが違ってくる為長い目で考える事も重要ですね。

 

■メリットは長い耐久性と耐候性に優れている点

上記でもお伝えいたしましたがフッ素塗料は長い耐久年数を誇る塗料です。今まで主流であったシリコン塗料に比べても長い耐久年数を誇ることから最大のメリットであると言えるでしょう。1回の外壁塗装では従来10年に1回程度の定期的なメンテナンスが必要だということが一般的でありましたが、フッ素塗料などの高耐久な塗料を使用することでメンテナンスの期間を延ばすことができ、ひいてはメンテナンスの回数自体を減らすことができることになります。

またフッ素塗料には耐久性に優れている点もあります。塗料を劣化させる原因である日光の紫外線に対して耐久性があることを示しており、これがあることで紫外線からの劣化を最小限に止め、外壁塗装を長持ちさせる性能があります。

 

■デメリットは再塗装が難しく、塗膜が固いためヘアクラックが発生しやすい点

フッ素塗料では、フッ素を塗装した箇所に再度フッ素塗料を塗装する際に注意が必要です。もともとのフッ素塗料が高性能であり親水性が高いことからゴミや汚れなどの

異物がつかないような仕上がりになっております。

その為、フッ素塗料の上にフッ素塗料をそのまま添付すると建物に塗料が密着せず仕上がりがあまりよくなくなります。フッ素塗料の上にフッ素塗料を添付する際は、密着性を高めるような専用の下塗り材を使用しなければいけませんので、その知識を有した外壁塗装業者を選定することが重要です。

またフッ素塗料は塗膜が固いため建物に対する追従性がないことからクラックが発生することがあります。高耐久ですがクラックが発生してしまったら、クラックの箇所だけでも補修が必要です。手間が増えてしまう為その点デメリットといえるでしょう。

 

フッ素塗料は高耐久が一番のメリットでありますが、シリコン塗料などと比べると少々お値段が高くなります。そのため一軒家で使用することを予算的にお嫌に感じることもあるかと思いますが、次のメンテナンスの期間を長く伸ばすことができ、メンテナンスの回数自体を減らすことができるため、長くお住まいの場合にはメリットが強いこともあるでしょう。

また定期的に外壁塗装を行うことができないような集合住宅やマンション・ビルなどにフッ素塗料を使用することで長くキレイを長持ちさせることができます。

今後のビジョンも含めて塗料を選ぶといいでしょう。

 

◇市川市での外壁塗装ならシンプルプラン◇

拠点を置く埼玉県市川市で外壁塗装から屋根塗装と幅広い塗装を施工させていただいております。外壁塗装が初めてで塗装の種類なんてわからない・・・なんて方もご安心ください。お客様の元へ打ち合わせに訪問させていただき、弊社のアーティストが最適な塗装プランをご提案させていただきます。