【施工事例】屋根カバー工法と外壁塗装で施工を行いました

今回ご依頼を頂いたのは、2階建ての広めな一軒家です。初めて外壁塗装と屋根のメンテナンスを検討されており、業者を探してくださった際に弊社を見つけて頂き、ご相談を頂けた流れとなります。塗装の依頼を行うのが初めての為不明点が多くあるとの状態でしたが、しっかりとご納得頂けるまで一つずつご説明を行っていきます。まず初めに、お客様が今回の施工でどのような状態を望まれるかを丁寧にヒアリングしていきます。

屋根カバー工法とは、屋根工事の種類の一つのことです。屋根は長期間太陽光や紫外線・雨や雪などに直接さらされています。そもそもこのような影響を与えるものに対しての耐候性を備えた素材で建物は作られていますが、経年劣化と共に徐々に弱まっていきます。こうした際、そのような状況に気が付かず劣化が進んでいってしまうと、屋根は塗装をしただけでは現状復旧ができないほどに劣化してしまっていることもあるのです。そういった、塗装だけではカバーしきれない場合に行う屋根の工事方法が『屋根カバー工法』と『屋根葺き替え工事』です。屋根カバー工法は、今の屋根の上から新しい屋根材をかぶせる工法の事です。屋根塗装よりも長期間高性能を保ち、今劣化してしまっている屋根を解体したり処分する手間と費用をかけずに済むため、屋根葺き替え工事よりも安く早く済ませる事ができます。屋根葺き替え工事では、劣化してしまっている屋根材を取り壊し、新しい屋根材を葺く工事方法です。屋根の劣化が激しい場合はこちらをオススメすることもあります。

今回、ご依頼いただいたタイミングではすでに屋根の劣化が少々進んでおり、屋根塗装だけで修復するのは中々難しい旨をご説明させて頂きました。屋根カバー工法にすることで屋根塗装よりも長期間高性能になる点もご説明させて頂き、塗装ではなく屋根カバー工法で施工を行う事になりました。屋根カバー工法で使用させていただく商品は横暖ルーフSというものを使用します。

外壁塗装にはエスケー化研社のエスケープレミアム無機という塗料をご提案。屋根カバー工法を行うことで、屋根自体のメンテナンス期間をグンと伸ばす事ができるため、外壁塗装も同時期まで伸ばす事ができるよう、無機塗料でのご提案をさせて頂きました。

外壁塗装と屋根カバー工法での同時施工を行わせて頂く為、約230万円でのお見積りご提案となりました。お客様にもご納得いただけ、無事にご契約いただける運びとなりました。今後の工期の打ち合わせや細かな段取りを含めて詳細の打ち合わせへと進んでいきます。

施工日当日を迎えます。近隣の方への挨拶をしっかりと済ませ、まずは今回の土台となる足場組立から始めていきます。自社で強固な足場を組み立てる事でお客様に無駄な費用負担をさせず、万が一の危険につながらない為の足場をしっかりとくみ上げていきます。

屋根カバー工法を行っていきます。今の屋根材の上から新しい屋根材をしっかりと張り付けていきます。少しでも隙間やヨレがあると、最後がハマらなかったり、施工完了後のトラブルに繋がってしまうこの作業。アーティストも細心の注意を払って作業を行います。

外壁塗装も抜かりなく、一流の仕上げになるようにしっかりと行っていきます。3度塗りを行い、塗料の持つ性能を最大限引き出せるような塗装を施します。

今回外壁塗装と屋根カバー工法を同時にお受けさせて頂き、約3週間ですべての作業を完工することなりました。完成した状態をお客様にご確認いただき、大変喜んで頂くことができ弊社一同嬉しい気持ちでいっぱいです！この度はありがとうございました！