断熱性が高く
スタイリッシュな印象へ
金属系サイディングという外壁材では、その名の通り材質が金属であるため、ツヤっとしたカッコイイ印象を持たせることのできる外壁材です。メンテナンス周期が長い事が特徴ですが、その反面サビに弱いというデメリットも・・・金属系サイディングの詳しい特徴や、外壁塗装時におすすめの塗料について解説していきます。
金属系サイディング
長持ちする優良品
金属系サイディングという外壁材は、金属でできた板を工場で成形や加工を施し、カラーやデザインを添付した上でできる板状の物を指します。施工時にはその板を工場から持ってきて、断熱材で裏打ちをしながら張り付けていく手法となります。そのためとても高い断熱力を誇ります。金属系サイディングと一くくりに言っても、使用している金属の種類によって耐久性能や費用が大きく変わってくるので注意が必要です。メンテナンスにかかる期間は、一番主流となっている窯業系サイディングと比べて少し長い10年~15年とされており、費用は少し高めが相場となっております。金属が持つツヤのある質感が特徴、金属系サイディングを使用したお家の外観はスタイリッシュでカッコイイ雰囲気の仕上がりとなります。
メリット:ひび割れ知らずでメンテナンス周期も長い
金属系サイディングのメリットとして考えられる点は、金属でできているという点からメンテナンスにかかる周期が比較的長いという点が挙げられます。一番使用されている釜業系サイディングと比較すると、メンテナンスまでの期間に5年間程差が出る金属系サイディング。少しでも長く高性能が続くのはありがたいですよね。また、金属でできている為、建物内部へ水が入り込んでしまう心配がなく、外壁自体がひび割れてしまうといった劣化も起こらない事が特徴です。寒い地域では外壁の凍害といった心配もないのでメリットと言えるでしょう。金属製サイディングは、製造販売している会社も比較的多く、デザインも金属という質感をめいっぱい打ち出したシンプルな物から、木目調や石柄調といった柄アリのものも出ている事から理想に近い外壁を選ぶ事ができます。
デメリット:サビが大敵!
金属系サイディングの最大のデメリットはこのサビつき問題と言えるでしょう。トタンの材質と比べれば随分マシではありますが、金属の為サビに弱く、一度さび付いてしまうとメンテナンスが大変になってしまう事が多いです。それに合わせ、金属は塩風に弱い為、海岸沿いなどに建っている住宅には不向きと言えるでしょう。白サビや電蝕にも注意が必要は外壁材です。また金属系サイディングはひっかき傷がつきやすいとも言えます。一度ついてしまった傷はしっかりと補修しない限り目立つ状態で残ってしまうので注意が必要でしょう。金属系サイディングは、施工する業者の腕によって完成度に少しバラつきが出てしまうと言った点もデメリットと言えるでしょう。しっかりと金属系サイディングの施工実績のある業者へ依頼する事でこのようなイメージ違いのトラブルを回避する事ができるでしょう。
オススメ塗料
金属系サイディングに
合う塗料は?