木の温かみを感じられる
優しい空間
木質系サイディングというものは、本当の自然の木を使用した外壁材です。そのためそのお家は木の温かみをしっかりと感じられる優しい印象を持たせることのできる優れた外壁材です。メリット・デメリットを深く知り、おすすめの塗料の解説まで幅広く行っていきます。
木質系サイディング
無垢の木材を使用したサイディング
木質系サイディングというのは、天然の無垢の木材を素材に使用したサイディングの事を指します。その木材の表面には着色用として塗装を施してある事が多いです。木質系サイディングを使用したお家はまるでログハウスのようなイメージを持たせる事ができ、木の温かみを持たせる事が可能です。木目によって持たせる印象が大変違ってくる為、選ぶ際は少し注意が必要です。また、人工的にデザインをしているような木質系サイディングの方が価格が安く、天然無垢を材料として使用している木質系サイディングの方が価格が高くなる傾向にあります。ひときわ目の引く木質系サイディングの外壁材。定期的なメンテナンスを苦とされない場合はオススメの外壁材です。
メリット:断熱性に優れる
木質系サイディングのメリットは、優れた断熱性です。木の持っている断熱性を最大限にいかしながら外壁材として使用する事ができる為高い性能を持ち、お家を温かく保ちます。そのことから、寒暖差の激しい地域や日当たりのいい土地にあるお家などに使用する事で室温を一定に保ちやすくするという効果を期待する事もできます。また、外観も風合いも自然とよく調和する為温かみのある優しい雰囲気の外壁を可能にします。『木で出来ている』と聞くと少し火災などに弱いのではないかというイメージを持たれるケースが多いですが、木質系サイディングも進化をしており、無垢の木材に不燃処理を施すことで耐火性を備えさせた外壁材が増えてきています。木質系サイディングは多くの場合材質に塗料を添付していることから細かくカラーバリエーションが存在します。また自然の木目の為使用するサイディングによって違う印象を持たせてくれる優れもの。幅広いパターンで木目調を楽しむ事ができるでしょう。
デメリット:メンテナンスに手間がかかる
木質系サイディングのデメリットは、メンテナンスに大変手間がかかると言った点でしょうか。木質系というだけあり、材質は木です。そのため水に弱く放っておくと変色したり腐食してしまう為どんどん建物自体が劣化していってしまいます。ぱっと見分けがつく頃ではすでに雨水が侵入してしまっているといった場合もあるため、非常に高頻度でのメンテナンスが必要となります。目で分かる前に外壁塗装で新たに保護するといったサイクルを5~7年周期で行う必要性があります。元々の単価も安いわけではない事から、よっぽど強い要望がない限り一般的な家庭で使用する事は珍しい外壁材です。また、木質系サイディング自体を施工できる業者も中々少ない事からあまり普及していないと言う事が現状です。合わせて、立地によっても木質系サイディングを使用できないケースがあります。そのお家の土地が準防火地域という分類になっている場合は耐火性の低いとされる木質系サイディングでは施工する事ができなくなっていたりします。
オススメ塗料
木質系サイディングに
会う塗料は?
防水性の高い塗料
木質系サイディングは字の名の如く素材が木であるため水に大変弱いです。その分定期的なメンテナンス必須となりますが、せっかくなら高い防水性能を持った塗料を使用する事をおススメします。少しでも水が外壁材に浸透してしまうとどんどん劣化が進んでしまうので、しっかりと防水性のある塗料を使用しましょう。