アスベストについて
2023/06/02
こんにちは!
今日は、アスベスト(石綿)についてお伝えします。
そもそもアスベストとは何かというと、繊維状の天然鉱物できわめて細い繊維状の物質の事を言います。
外壁塗装で関係するのは、スレート屋根、窯業系サイディング、断熱材、仕上塗材などがあります。
アスベストは吸い込むと肺がんや中皮腫を発症させる恐れがあるということで、2006年以降使用禁止となりました。
2023年10月からは有資格者による事前調査が義務化となります。
①「一般建築物石綿含有建材調査者」の資格取得
②「石綿作業主任者」の資格取得
上記二つの資格を取得して初めて外壁塗装の現地調査ができることになります。
2021年4月からは建築物の解体・改修・リフォームなどの工事対象となる全ての材料について、アスベスト含有の有無を設計図書等の文書と目視で調査するとともにその調査結果の記録を3年間保存することになっています。
そして、2023年10月からは建築物の現地調査は、厚生労働大臣が定める講習を修了した者等が行わなくてはならないとされています。
小さな会社は昔ながらの流れのまま運営を続け、資格取得もせずに現地調査を行い、役所等にも内緒で外壁塗装等の工事を施工するという形が予想されます。
この場合お客様にしわ寄せが行ってしまうので、特に2023年10月以降に外壁塗装をお考えでこれからお見積りを取得しようとされている方は、現地調査に来た業者がアスベストの資格を持っているかどうかを確認することは必須条件になってくると思います。
実際に当社は資格取得済みです。
以前悔しかったのは、外壁の張替えのお客様とお話をしていた際にアスベストの話になり、お客様が図面をもっていなかったので検体の調査をオススメし、結果アスベストが含有されているとなった場合は別途費用が掛かるという説明をさせていただきました。
すると、他の業者がそれを黙って施工するから金額安くしますということをそのお客様に話し、結果的には内緒でその業者が検査も届け出もせずに施工しました。
お客様は金額も安くなり大喜びかと思いますが、アスベストが仮に入っていたら...そのお客様含め近所の方々は飛散したアスベストを吸ってしまっているかもしれません。
このような危機感の無さが結果として人体への影響・数年後に最悪の結末を迎えてしまうきっかけとなる可能性もあるのではないかと思います。
アスベストが含まれていたら、ご予算よりもお金がかかってしまうことは容易に想像つきますが、国が決めたルールに従い、人体への影響(ご自身も近隣の方々も)を考えられる方々のお家を微力ながら塗装という面でお守りできたらと考えています。
市川市中心に活動させて頂いておりますが、どこでも伺いますのでご連絡お待ちしております。
よろしくお願いいたします!
外壁塗装お見積りのお問い合わせやご質問はお問い合わせフォームまたはLINEからお願いします!
-------------------------------------------------------------------
株式会社シンプルプラン
千葉県市川市南八幡5-21-10-2F
電話番号 : 047‐377‐4620
FAX番号 : 047‐377‐4621
-------------------------------------------------------------------