錆止め塗料とは
2023/11/06
こんにちは!
今日は鉄部の下塗りとして使用する錆止めについて、どのような塗料なのか解説していきたいと思います。
錆止め塗料とは
錆止め塗料とは、鉄などの金属の腐食・酸化を防ぐ効果のある塗料のことを言います。
金属の表面に塗膜を形成して錆や腐食の原因となる水等を遮断し守ることで劣化を防ぎます。
錆止め塗料は防錆効果のある顔料が入っており錆から鉄部を守ることが出来ます。
錆止めにも色がある
錆止め塗料と言えば、赤茶色がこれまでは主流でした。
しかし、最近では、クリーム系やグレー系、ブラック、チョコレートなど様々な色が展開されており、上塗りの色に合わせて親和性のある色を選ぶことが出来ます。
錆止めの種類
錆止め塗料はエポキシ樹脂系と油性系(溶剤)があります。
油性系にはJIS規格で油性系(1種)と合成樹脂系(2種)の2種類があります。
エポキシ樹脂系
エポキシ樹脂系は錆止めの顔料にエポキシ樹脂を混ぜたもので、防錆効果が高く、付着性・耐久性・防食性に優れています。
エポキシ樹脂の特徴として、鉄部や外壁材等の素地の内部へ浸透することで、痛んでいる素地を補強する効果があります。
外壁塗装工事でも良く使用されている種類の錆止め塗料となります。
油性系(1種)
油性系(1種)は塗膜が厚いため防錆性に非常に優れています。ただし乾燥に時間がかかるので作業効率の観点から現在ではあまり使用されていません。
合成樹脂系(2種)
乾燥が早く仕上がりも良く作業効率はピカイチですが防錆性は油性系(1種)に比べると劣ります。
よく使われる錆止め塗料
マイルドボーセイ/エスケー化研
1液ハイポンファインデクロ/日本ペイント
サビカットⅡ/ロックペイント
上記3種類は良く使用される錆止め塗料で、全てエポキシ樹脂系錆止め塗料となります。
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