見積りの見方について

こんにちは！

 

今日は、塗装業者に限らず、見積りの見方をお伝えしますのでご参考にして頂けたらと思います。

 

基本的な条件として、見積り書に記載されている事は施工の対象で、見積り書に記載されていないことは対象ではありません。

仮に、他の業者に聞いたとして、その会社と施工方法が違ったとしても、各会社それぞれの見解があり見積りを作成しているので施工方法が違うからといって手抜きという事にはなりません。

 

外壁塗装の例をお伝えすると、

A社は外壁3回塗りで100万円、B社は外壁2回塗りで70万円という見積りがあったとします。

 

外壁塗装で今の主流は3回塗りです。

しかし、B社は、初めから2回塗りとして見積りを提出しているので、それに対して「手抜きだ」という結論には至りません。

A社の3回塗りと言う見積りに対して実際は2回しか塗らなかった場合に「手抜き」という事になります。

 

お客様がB社と契約後に、B社対して「3回塗りをしないのは通常の施工ではないのでやってください」「他の会社聞いたら3回塗りと言っていました」と言った場合どうなるでしょうか？

 

このケースはB社は3回塗りをする必要はありません。

見積りには2回塗りとは記載されていますが、3回塗りとは記載されていないからです。

 

状況により、サービスの範囲で施工する場合もあるかとは思いますが、その場合は業者が泣いてくれたという事になります。

 

ちなみに、①使用塗料の項目にメーカーと商品名が明確に記載されている見積りと、②ざっくりとシリコン仕上げなどの見積りの場合、①はその塗料を使用していない場合は是正させることが出来ますが、②の場合はシリコン塗料を使用していればメーカーや商品は何でもよいという見積りになっているのでシリコンさえ使用されているとお客様は何も言えない状況になります。

 

以上の事を踏まえ、見積りの比較をするときは注意して見ていきましょう。