北海道と関東の違い
2023/08/14
こんにちは!
お盆休みで4~5年ぶりに地元の北海道札幌市へ帰省しました!
その時に感じた関東の家との違いについてまとめてみました。
北海道の家の屋根の特徴
北海道の家と関東の家では屋根の形が大きく違います。
写真が遠目でわかりにくいかもしれませんが、、、
屋根の形が大きく違うのがわかるでしょうか?
写真左の北海道の屋根は平らな屋根で、写真右の関東の屋根は三角形の屋根です。
北海道の屋根は「陸屋根」と呼ばれ、特に都市部の札幌や旭川によく見られます。
実はこの陸屋根は別名「無落雪屋根」とも呼ばれています。
屋根の中心に向かって勾配が下がっており、積もった雪が落雪しないように工夫されています。
また、雨水や屋根に積もった雪解け水が中心に集まり、排水口から外に水を出していく仕組みとなっています。
関東の家の屋根の特徴
関東の家は北海道と違い、積雪の回数もグッと減ることから屋根の形状がガラッと変わります。
写真のように、勾配が中心ではなく外側へ向かって下がっています。
屋根には雪止めが取り付けられており、軒先には雨樋も付いています。
まず、雪止めに関しての解説ですが、積雪が少ない関東圏では屋根に雪止めが取り付けられていることが多いです。
年1∼2回の積雪時に、積もった雪が一気に下まで落雪することを防ぐために雪止めが取り付けられています。
また、軒先には軒樋が取り付けられており、雨水が屋根に沿って軒先まで流れてきたときに、軒樋で受け止め竪樋から地面まで水を流します。
北海道は雨樋が取り付けられている家が非常に少ないのは、屋根の形状がそもそも違うということと、落雪した場合に軒先に雨樋があると破損させてしまう可能性があるからです。
まとめ
このように地域によって、気候の関係で環境が変わるのでそれぞれの地域で家の形を見ると、何故そのような形になっているのかを考える良いきっかけになります。
近年は異常気象が続いているので、他の地域で採用されていることが関東圏でも応用できる可能性もあります!!
インプラス(内窓設置)工事がその代表例かもしれませんが、北海道では二重サッシは当たり前ですが、近年では関東圏でインプラスの工事が多くなっているということと、インプラスを行うと国から助成金が給付されたりなどお得ではあります!
また、札幌時計台は138年経過した今でも問題なくたたずんでいます。
外壁を見ると、こまめに外壁塗装によってメンテナンスされていることが伺えます。
このようにコンスタントに、しっかりとした施工で、メンテナンスを行えば、お家は長持ちしていきますので、是非皆様も少しでも気になることが出てきた場合はお問い合わせ頂けたらと思います!!
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