ALCのコーキングについて
2023/11/08
こんにちは!
今日はALCの目地部分に関しての見解をお伝えしようと思います。
仲間の塗装会社の社長陣との会話の中で巻き起こったALCのコーキングはどうするべきかと言う話題に関して意見がまとまったので、プロの意見を参考にして頂けたらと思います。
ALCとは
そもそもALCとは軽量気泡コンクリートによって作られている外壁ボードのことです。
ALCの内部には気泡でできた空気層があり、断熱効果が高く日にも強い作りになっています。
軽量なので、地震が起こった際にも影響が少なく、耐震性にも優れています。
ALCは表面は塗装、ボードとボードの間はコーキングによって守られています。
新築後10年を目安にメンテナンスを考えていきましょう。
ALCの目地は打ち替え?増し打ち?
ALCのボードとボードの間にはコーキングが打ち込まれており、基本的にはそのコーキングの上に塗装が吹き付けられています。
築10年以降はコーキングや塗膜が劣化してくるのでメンテナンスが必要なのですが、外壁塗装をする際にコーキングをどうするかという点が業者さんによって見解が違います。
ケース①
1回目の外壁塗装時➡目地及び開口部廻りのコーキング増し打ち
2回目の外壁塗装時➡1回目に増し打ちして厚みが出ているのでその部分をカットし打ち替え
ケース②
1回目の外壁塗装時➡目地及び開口部廻りのコーキング打ち替え
2回目の外壁塗装時➡1回目に打ち替えしてしているので2回目は目地及び開口部廻りは増し打ち
ケース③
1回目の外壁塗装時➡目地は手を加えずに塗装のみ
2回目の外壁塗装時➡目地及び開口部廻りのコーキング増し打ち
上記の3つに分けられることが多いのですが、結論はケース①が一番良いのではないかと言う話になりました。
劣化状況を見てからの判断になるので、何が正解と言うのは無いかもしれませんが一般的な判断で考えると、ケース①が最も現実的かと思います。
実際にALCの外壁のお客様は、業者に見積りを依頼する際にどのような見解で見積もったのかを確認すると良いでしょう。
以上、本日はALCのコーキングに関してでした!
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