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外壁塗装で使用される有機溶剤の影響と対策について簡単解説

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外壁塗装で使用される有機溶剤の影響と対策について簡単解説

外壁塗装で使用される有機溶剤の影響と対策について簡単解説

2024/04/01

こんにちは。市川市にある外壁塗装専門店シンプルプランです。

ご自身が外壁塗装をおこなう際や近隣の住宅が外壁塗装を行っている際、独特のツンとした臭いが鼻についてしまう経験はございませんか?

その臭いは外壁塗装を行う際の塗料に使用される有機溶剤の臭いの可能性が高いです。

普段嗅ぎなれない刺激のある臭いであることから、体への影響を心配してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?

本日はそんな外壁塗装を行う際に使用される有機溶剤がもたらす可能性のある影響とその対策についてお話させて頂きます。

目次

    有機溶剤が含まれている塗料

    外壁塗装に使用される塗料には大きく分けて2つあります。「水性塗料」と「油性塗料」です。これらは希釈に使用するものの種類によって分かれており、「水性塗料」は水。「油性塗料」は有機溶剤によって希釈され使用されます。このことから外壁塗装時に発生する強い臭いは主に油性塗料によるものだと言えます。(水性塗料も塗料の安定のためにVOC(シンナー)が多少含まれていることから全くの無害というわけではなく、また臭いも多少します)また油性塗料も「強溶剤」を使用して希釈するのか「弱溶剤」を使用して希釈するのかで種類が分かれています。強溶剤は溶解力の強いシンナーが当てはまり、また弱溶剤を使用した油性塗料は弱いシンナーでも溶けるようになっており比較的臭い等の刺激が少ない塗料となっています。

    外壁塗装に使用される
    有機溶剤の人体に対する懸念される影響

    外壁塗装に使用される有機溶剤の吸いすぎによってもたらされる可能性のある人体への影響についてお話させて頂きます。あらかじめ人体や環境への影響を知っておく事で塗料選びに役立てたり取れる対処を考えたりすることができます。

    ■引き起こされる可能性のある主な症状

    以下に主な症状のごく一部をまとめましたが、下記以外にも多くの症状が有機溶剤によって発生する可能性があります。少しでも体調がおかしいなと思ったら有機溶剤の臭いがする場所から離れるなどの対処をおこないましょう。

    ・頭痛

    ・胸の痛み

    ・めまい

    ・吐き気

    ・下痢

    ・睡眠障害

    上記の症状は特に抵抗力の低い赤ちゃんや高齢者、アレルギー体質のお子さん、より臭いに敏感なペットなどはより気を付ける必要がああります。

    外壁塗装時に取れる有機溶剤への対処

    ・マスクをする

    マスクを着用することで多少有機溶剤の臭いへの対処をすることができます。この時使用するマスクは一般的なマスクではなく、臭いを防ぐ効果が高いものを選ぶとより効果が期待できるかと思います。また、それでも気になるといった方は有機溶剤用の防毒マスクがありますので、そちらを着用してみるのも手です。ただし防毒マスクは長期間つけて過ごすとそれだけで息苦しいものですので注意が必要です。

    ・肌の露出を避ける

    有機溶剤は肌からも吸収されますので、アレルギー体質の方などは長袖や長ズボンを着るなどして肌の露出を避けるのも効果を発揮するかも知れません。

    ・(ご自身の家の場合は)水性塗料を使用する

    前述した通り、外壁塗装に有機溶剤がふくまれていない水性塗料を使用する事で大きく臭いを軽減させることができます。(無臭ではない点や無害ではない点は注意が必要)また水性塗料よりもVOCを減らした低VOC塗料やVOCが入っていないVOCフリー塗料もあり、これらの塗料はより臭いが気にならない人体にも優しい塗料となっています。

    ・臭いの届かない場所で過ごす

    上記のような対策を取ってもどうしても臭いや体への影響が気になるといった場合にはマンスリーマンションやウイークリーマンション、ホテル等、思い切って臭いが届かない場所に一時的に移るという手もあります。外壁塗装の中で塗料を使用し臭いが発生するのは約一週間ほど。その間ずっと臭いを気にして過ごしたり臭いによって体調を崩してしまうよりその間だけでもその場所を離れて過ごした方がストレス無く過ごせます。

    まとめ

    外壁塗装を行う際に使用する有機溶材剤はその強い臭いもさることながら、呼吸や皮膚から人体に取り込んでしまい中毒のような症状が出てしまう可能性があるなど人体や環境もあまり良くない影響を及ぼしてしまいます。そのため現在では使用する有機溶剤の量をできるだけ減らした塗料の開発が進んでおり、より安全に外壁塗装を行う事が出来るようになってきました。油性塗料は希釈にシンナーを使用するためその分強い臭いを発しますが、その中でも弱溶剤塗料はより弱いシンナーで希釈し使えるように開発されたものでこれまで使用されてきた強溶剤塗料よりも少ない臭いで塗装を行う事ができます。また水性塗料は希釈に水を使用するためぐっと臭いを抑えて塗装を行う事ができます。「耐用年数」や「塗装を行える素材」といった面ではまだ油性塗料に軍配が上がりますが、それでも水性塗料も開発が進み油性塗料と遜色ない耐用年数を誇るようになってきました。

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