外壁塗装はなぜ剥がれる?その原因についてプロが解説します
2024/04/08
こんにちは。外壁塗装専門店シンプルプランです。
外壁塗装をしてから塗膜の「剥がれ」を発見し、なぜ剥がれてしまったのだろう?と思う方もいらっしゃるかと思います。
この記事ではその外壁塗装の剥がれの原因について詳しく解説させて頂きます。
目次
外壁塗装の剥がれの原因
剥がれ以外の経年劣化・・・
・ひび割れ
外壁塗装の経年劣化の症状の一つとしてひび割れがあります。幅が0.3mm以下のごく細いヘアクラックから、ひび割れが下地にまで及んでいるような構造クラックまで様々な種類があり、その大きさや深さ、またひび割れ方によって危険度が違います。ひび割れの種類によっては雨漏りに繋がるような危険なものもありますので、ひび割れを見つけて不安な場合にはすぐ施工業者に連絡し補修してもらうようにしましょう。施工不良がある場合にもひび割れが起こる可能性があります。
・チョーキング
チョーキングというのは塗装された外壁を触った時にチョークのような粉が付くような状態の事を指します。紫外線や雨風を受けて塗膜が防水性能を失ってきている証拠で、放置し続けると劣化症状が進行し、剥がれや膨れといった症状を見せるようになる可能性があります。
・膨れ
膨れは放置していると塗膜の剥がれにもつながる劣化症状です。下地に含まれた水分や空気が蒸発したり膨張する際に内側から塗膜を押し上げ、膨れに繋がります。施工不良の場合でも起きる可能性があります。
外壁塗装の剥がれに繋がるような施工不良についてご紹介いたします。
・不十分な下地処理
下地処理が不十分な場合には塗膜の密着力が落ち、剥がれに繋がります。汚れや剥がれに繋がるような古い塗膜は下地処理の時点でしっかりと落とし、目荒らしを行って塗料の食いつきが良くなるようにしておく必要があります。
・外壁材と使用塗料の相性
外壁材と塗装に使用した塗料の相性が悪い場合にも剥がれに繋がります。外壁材と塗料には相性がありますので、その相性を見極めて施工できなかった業者の施工不良と言えます。
・下塗り塗料と中塗り・上塗り塗料の相性
外壁材と塗料に相性があるように下塗り塗料と中塗り・上塗り塗料にも相性があります。もし相性の悪い塗料を使用してしまった場合には密着不良で剥がれに繋がります。
・塗料の希釈率が不適切
塗料の希釈率が不適切で規定よりも薄かったり濃かったりする場合にも塗料が本来の性能を発揮できず剥がれに繋がる可能性があります。希釈率の相違は悪徳業者が故意に行う事があり、こうした施工不良を避けるためには業者選びを気を付ける必要があります。
・乾燥不足
外壁塗装は乾燥が命。乾ききっていない塗料の上に塗料を重ねてしまうと塗膜の形成がうまくいかず、しっかり乾燥させて施工しなければ剥がれ等の施工不良につながります。また高圧洗浄の後に濡れた外壁をしっかり乾燥させずに塗装を行った場合、下地が含んだ水分が蒸発する際に逃げ場を無くして塗膜の膨れや剥がれに繋がります。
・間隔があいた
下塗りと中塗りや中塗りや上塗りの間に間隔があいてしまうとその前に塗った塗料の表面が劣化をはじめてしまい、その上から塗装をすることで上に塗った塗膜が剥がれやすくなってしまいます。こうした施工不良を避けるために外壁塗装はすみやかに行っていく必要があります。
外壁塗装の剥がれは放置しても良い?
外壁塗装が剥がれているのを見つけた際、その剥がれは放置してしまっても大丈夫なのでしょうか?
少しくらい剥がれていても大丈夫。そのように考えてはいませんか?
正解は「放置してはいけません!」
詳しい理由や放置してしまうとどのような事になってしまう可能性があるのかについては以下のブログ記事にて記載しておりますので参照ください。
まとめ
外壁塗装の剥がれの原因は大きく分けて「経年劣化」と「施工不良」に分けられます。いずれにしても外壁塗装の剥がれは放置するのは雨漏り等建物自体の寿命を縮める事になり危険なため、もし塗膜の剥がれを発見した場合には早急に対処するようにしましょう。
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