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モルタルはコーティングする必要がある?おすすめの塗料とは

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モルタルはコーティングする必要がある?おすすめの塗料とは

モルタルはコーティングする必要がある?おすすめの塗料とは

2024/05/16

こんにちは!市川市の外壁塗装専門店シンプルプランです。

住宅の外壁にモルタルを使用している方も多くいらっしゃるかと思います。そのモルタル外壁について「どの程度塗装でコーティングした方が良いのかな」「張り替えで対応する必要があるのかな」等と思っている方もいらっしゃるかも知れません。

本日はモルタル外壁を塗装でコーティングする事のメリットとデメリット、またコーティングに使用するおすすめ塗料についてお話させて頂きます。

目次

    モルタルを塗装でコーティングした方が良い理由

    ・ひび割れ

    モルタル外壁は非常にひび割れを起こしやすい外壁材のため塗装でコーティングすることでひび割れを起こしにくく、またひび割れを起こしてしまった際もある程度塗膜で保護できるようにしておくことができます。

    ・防水性能

    モルタルはセメントと砂を混ぜ合わせた外壁材のため、水にあまり強くありません。そのモルタル外壁に防水性能を付けるためにも塗装でコーティングすることをおすすめします。

    張り替えではなく塗装にするメリット

    モルタル外壁の補修方法として、モルタルの張り替えではなく塗装をしてコーティングを選択するメリットはいくつかありますのでご紹介いたします。

    ・コストを抑えられる

    モルタルを張り替えでリフォームし綺麗にする場合に30坪や40坪ほどの坪数でも200万~300万ほどかかる場合がありますが、問題を起こしている部分の部分補修を行い塗装コーティングで綺麗にする場合には70万~120万ほどで行うことができます。もちろんモルタル外壁の劣化状況によっては張り替えで対応するしかない場合もありますが、張り替えが必要ではない程度の劣化状態であれば塗装コーティングで十分に耐久力と美観を向上させることができます。

    張り替えではなく塗装にするデメリット

    モルタル外壁を張り替えするのではなく塗装コーティングで綺麗にする場合にはデメリットも存在しています。

    ・下地の状態によって対応できない

    下地となっているモルタル外壁の劣化状態によっては塗装コーティングでは対応する事ができません。というのも塗装コーティングで行えるのはあくまでもモルタル外壁の補強と美観の向上であり、劣化したモルタルの劣化状態を回復させることはできません。そのため耐用年数を過ぎて劣化が進んでしまっている場合には塗装コーティングでは対応できず張り替えなどで補修する必要があります。

    ・デザイン性は変えられない

    塗装コーティングはあくまで既にあるモルタル外壁を補修し塗装をすることで補強することになります。そのためデザイン性を大きく変えるような施工をすることはできません。もしモルタル外壁のデザインを変えたい場合には張り替えなどで対応し施工する必要があります。

    モルタルを塗装コーティングする時期

    モルタル外壁の塗装コーティングでの補修・補強は大体10年間隔を目途に行う事をおすすめします。ただし10年というのはあくまで目安で、実際には住宅の置かれている環境や以前モルタル外壁を塗装するのに使用されていた塗料の種類などにも左右されます。以下にモルタル外壁の主な劣化状態について簡単にお話いたしますので、モルタル外壁の塗装コーティングをするための目安にしていただければと思います。

     

    ≪モルタル外壁の主な劣化症状≫

    ・ひび割れ

    モルタル外壁にひび割れを見つけた場合には塗装でコーティングし直す事を検討し始めた方が良いかも知れません。ひび割れは幅や深さによって危険度が違い、例えば塗料のみが割れているだけの幅0.3mm以下の髪の毛ほどの細さのひび割れは早急な対処は必要ありませんが、構造クラックと呼ばれるようなモルタル外壁自体も割れてしまっているような深さを持つひび割れは雨が入り込んで内部の劣化にもつながるため早急な対処が必要となります。

    ・チョーキング

    チョーキングとは、塗装でコーティングされている外壁を手で触ったりした時に触った手にチョークの粉のようなものが付く状態のこと。この状態が見られる塗膜は防水性能を失い始めている証拠です。モルタル外壁は主にセメントと土から出来ているため水には強くありません。耐久力を維持するためには塗料でコーティングを行い防水性能を持たせる必要があります。チョーキングはその防水性能が落ちている状態のため、そのまま放置していると塗膜が水分を通してしまいモルタル外壁自体が劣化する原因になります。

    ・剥がれ

    モルタル外壁にコーティングされている塗膜が剥がれてモルタルの下地が見えてしまっている場合には下地に直接雨風や太陽光からの紫外線が当たる事になるため下地の劣化に直接つながってしまいます。

    ・欠落

    モルタル外壁の劣化が進み一部が欠けたり欠落している場合には補修が必要となります。場合によっては塗装コーティングによる対応が出来ず張り替えの対応になる可能性もあります。

    モルタルのコーティングにおすすめな塗料

    モルタルのコーティングにおすすめな塗料としては『弾性塗料』がおすすめです。弾性塗料というのは塗膜に柔軟性がありよく伸びる塗料の事。モルタル外壁はひび割れやすい素材のため、起きたひび割れに追従してひび割れの隙間を埋めてくれる弾性塗料を使用するのがおすすめです。ただし『弾性塗料』は一般に耐久力が低く10年経たないうちに再度塗装でコーティングする必要が出てくる可能性があります。弾性塗料でモルタル外壁を塗装する方法では長期的に見てコストがかさんでしまう可能性があります。ただその他にも弾性を持たない塗膜に弾性を持たせるような施工方法もあります。

    まとめ

    モルタル外壁を塗装でコーティングするメリットとデメリット、またおすすめ塗料についてもお話させて頂きました。モルタル外壁が砂とセメント、それに水を混ぜ合わせた素材のため、そのままでは水に弱く雨に打たれ続けることですぐに劣化してしまいます。そんなモルタル外壁に防水性を持たせて耐久力の向上及び美観の維持をするために塗装でコーティングする必要があります。10年に一度程度を目安にモルタル外壁のメンテナンスを行い、住宅の安全と美観を維持しましょう。

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