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屋根塗装に使用されるシーラーの役割と必要性とは?

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屋根塗装に使用されるシーラーの役割と必要性とは?

屋根塗装に使用されるシーラーの役割と必要性とは?

2024/05/23

こんにちは!市川市の外壁塗装専門店シンプルプランです。

屋根のメンテナンスとして屋根塗装を考えた時に「屋根塗装ってどんな風に行うんだろう?」「屋根塗装でシーラー塗装って必要?」「そもそも下塗りは何のためにするんだろう?」と疑問に思った事はありませんか?またどうして屋根塗装の下塗り塗料にシーラーを使用するのか不思議に思う方もいらっしゃるかも知れません。本日はそんな方たちに向けて屋根塗装をする際にの下塗りの役割と下塗りとして使用するシーラーの必要性についてお話させて頂きます。一体シーラーとはどんな塗料なのでしょうか?

目次

    屋根塗装に使用するシーラーの役割

    外壁塗装や屋根塗装においてシーラー塗料をはじめとした下塗り塗料を用いて行う「下塗り」には一体どのような役割があるのでしょうか?一つずつ紹介させて頂きます。

     

    ・下地と上塗り塗料の密着力を上げる

    シーラーのような下塗り塗料には屋根や外壁の塗装面となる下地と中塗り・上塗り塗料との密着力を上げるという役割があります。屋根塗装の際にはシーラーを下塗りとして塗布する事で次に塗装する中塗り・上塗り塗料の密着力を上げる接着剤のような役割を発揮します。これにより上塗り塗料がより長く綺麗に持つようになります。

    ・上塗り塗料の吸い込みを抑える

    外壁材や屋根材によっては劣化状況に応じて塗料を吸い込みます。場所により劣化状況が違う事からシーラーのような下塗りをしないとムラのある仕上がりになってしまいます。また塗膜が均一に形成されず施工不良に繋がってしまう可能性も。そのため屋根塗装ではシーラー等の下塗り塗料を用いて下塗りを行う事で下地が余計に塗料を吸い込んでしまう事を抑えます。このようにシーラーのような下塗り塗料はムラなく綺麗に塗れるよう役割を持たせます。

    ・塗装面を補強する

    外壁塗装や屋根塗装をする際にシーラーのような下塗りを行う事で劣化症状が出ている下地を下塗り塗料で補強する事ができます。細かなひび割れなどであれば下塗り塗料で埋める事ができる他、下地が下塗り塗料を吸い込む事によっても補強されます。

    ・(金属の場合)錆の発生を予防する

    屋根塗装や外壁塗装の際に塗装面の素材が金属である場合には錆止め効果を持つシーラーで下塗りを行う事で錆の発生を抑える効果を持たせます。塗装面に錆が発生してしまうとそこから塗膜の劣化に繋がりひび割れや剥がれ、下地の劣化に繋がっていきます。錆びを放置してしまうと穴が開いてそこから雨漏りをしてしまう可能性も。そのためケレン等で発生している錆を丁寧に落とした後には下塗り兼錆止めとしてシーラーを塗布します。

    屋根塗装にシーラー以外を使う事はある?

    下塗り塗料には今回ご紹介している「シーラー」の他に「フィラー」や「プライマー」というものも存在しています。では屋根塗装においてシーラー以外の下塗り塗料を使用する事はあるのでしょうか?結論で申し上げますと「あります」というのも、「プライマー」という言葉が下塗り塗料全般を指す言葉なためです。(プライマーの中にシーラーが含まれているイメージです)つまり屋根塗装ではプライマーを使用する事もあるということです。ちなみにフィラーは下地の劣化状態によって下地を平坦にならすために使用されることがあり、痛んだスレート屋根などに使用される場合があります。

    このように屋根塗装においては屋根材の劣化状態や屋根材の種類、また上塗り塗料の種類などによって下塗りに使用する最適な塗料を選定し使用します。

    屋根塗装にシーラーを塗装しないとどうなる?

    では、屋根塗装をする際にシーラーのような下塗り塗料を使用せず突然上塗りからはじめてしまうととどのような状態になってしまうのでしょうか?

    ・塗膜が剥がれやすい

    屋根塗装を行う際シーラーのような下塗り塗料を使用して下塗りを行う事で下地と上塗り塗料の密着力を上げます。そのため下塗りを行わず上塗りをしてしまうと下地と上塗り塗料の密着力が低くなり塗膜が剥がれやすい仕上がりになってしまいます。

    ・色ムラになる可能性がある

    屋根塗装でシーラーをはじめとする下塗り塗料で下塗りを行うことで上塗り塗料が下地にまばらに吸い込まれてしまう事を防ぎます。塗装面の劣化状況は全体で見てもまばらなため、そのまま塗装してしまうとまばらに吸い込まれた塗料がムラになってしまいます。そうした事態を防ぐために上塗り塗装をする前にはシーラーのような下塗り塗料を用いて下塗りをしておきます。

    ・(金属屋根である場合)錆が発生しやすくなる

    金属屋根の塗装をする際には錆止め効果のある下塗り塗料を用いて下塗りを行います。塗装をする前にはケレン等で塗装に適した下地となるように下地処理を行いますが、その後に錆止めを行わないとまたすぐに錆が発生し塗膜を侵食してしまう可能性があります。

    まとめ

    屋根塗装に使用するシーラーの役割と必要性についてお話してきました。屋根塗装をする際には屋根材や屋根の劣化状況、使用する上塗り塗料の種類によって適切な下塗り塗料を選択します。その中でシーラーは下地と上塗り塗料の密着力を上げる役割や塗装面が余計に塗料を吸い込んでしまう事を防止する効果があります。また金属屋根の場合には錆止め効果のあるシーラーを用いて下塗りを行い、錆の再発を抑制します。屋根塗装をする際にはシーラーのような下塗り塗料を用いて下塗りを行わないと早期に塗膜の剥がれなどの施工不良を起こしてしまう可能性があります。

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