サイディングボードの厚みに違いはあるのか！特徴などを徹底比較！

こんにちは。市川市で住宅など様々な建物の塗装工事を行っている外壁塗装専門店シンプルプランです。弊社では、建材に最適な塗料を使用しお客様の理想の塗装を実現させます。また、複数の資格を有するプロの職人が在籍しているため塗装に関することならどんなことでもお応えいたします。

今回は、外壁に使用されているサイディングボードの厚みについてご紹介していきます。サイディングについて詳しく解説していますので、外壁のリフォームや新築戸建ての建設などを考えているかたは是非参考にしてみてください♪

そもそも、サイディングについてよくわからない方もいると思います。サイディングとは、住宅など建物の外壁に張る板材のことです。従来はモルタルなどで仕上げる方法が主流でしたが、現代ではデザインなどが豊富なサイディングが外壁仕上げの主流となりました。タイルのように一枚ずつ貼っていくものではなく大きな板のため短い工期で仕上げることができます。また、費用も安く抑えることができ、サイディングの種類によってデザインや特徴などが変わるため人気が急上昇しました。

日本国内の新築戸建て使用率のほとんどを占めているのが窯業系サイディングです。セメントをベースに窯で仕上げたもので、「ラインナップ数」「安心性能」「先進機能」に優れています。タイルに負けない豊富なデザイン性の高さや防火性能、耐候性やメーカー保証などの安心制度が充実していることから人気が高くなっていると分かります。

ウレタンなどの素材を芯材として使用しているもので近年注目されているサイディングです。「寒さ」「軽量」「金属ならではの質感」などが特徴として挙げられます。寒冷地での凍害にも強いことやとても軽量で重ね張りができる軽量さなどがあるため最近では、新築用としても使用されることが多くなりました。

天然の木に塗装を施したサイディングです。天然木ならではの温かみのあるデザインが人気で、熱を吸収しにくい耐熱性に優れており、節電や省エネ効果に期待できます。しかし、水分などに弱いため定期的なメンテナンスが必要です。

これまでは主にアメリカやカナダなど海外で使用されることが多かったが、強度や軽量さなどから徐々に国内で注目されるようになったサイディングです。一番のメリットとして錆びることがなく、金属サイディングよりもさらに軽量であることが挙げられます。ほかにも「塩害」「色褪せ」などでも優れています。

サイディングの厚みは種類によって変わります。基本的に使用されるのは15㎜以上の厚みがある物です。これが選ばれる理由としては仕上がり時の美しさなどが関係するからだといわれています。サイディングが薄いと釘などで打ち込んで止めるため割れる可能性があります。また、ひび割れなどを引き起こしてしまった場合耐用年数が短くなります。そこから劣化が進み、短期間で再施工を行わなければならなくなるからです。薄いサイディングは初期費用が安い分、メンテナンスなどにかかるランニングコストが高くなってしまいます。そのため、なるべくサイディングは厚みが大きいものを選ぶことをおすすめします。

・14㎜

サイディングの中で最も薄いもので釘打ちで留めるのが主流。初期費用が安いがメンテナンス費用などがかかる。近くで見ると釘が見えるため見た目が悪くなる。

・15㎜

金具留めができる最も薄いサイディングで、一般的に使用されている。デザインが豊富でレパートリーが一気に増える。デメリットはあまり挙げられない。

・16㎜

15㎜のサイディングとの違いはあまりないが耐火性能が高くなるもので、金具で留められる。デザインが豊富で価格もリーズナブルで人気が高い。厚みや重厚感を出すデザインは再現が難しい。

・18㎜以上

一般的に使用されているわけではないが、重厚感などの雰囲気仕上げたい場合におすすめする。耐久性・耐火性に優れているが、16㎜とそこまで大差はない。しかし、厚みがある分価格が高くなる。

外壁の仕上げに使用されるサイディングボードはたくさんの種類があり、それぞれで厚みやデザイン・特徴やメリットなどが変わってくることがわかりました。住宅の状況やお客様の理想に合わせて業者と相談して決めるのもいいかもしれません。また、重視する項目によって費用なども変わってくることを覚えておきましょう。