破風板について

こんにちは！

 

本日は、破風板について解説していこうと思います。

 

破風板って何？

屋根の両側に付けられていて、屋根に対して垂直に付いている板の事です。

妻側（矢切）の板の事を破風板と呼び、間違えやすい "鼻隠し" は横樋が付いている裏側の板になります。（材料は同じです）

 

 

破風板の役割

破風板の役割は強風、防火、雨漏り、美観の4つの役割があります。

 

強風対策

破風板は強風によって屋根が飛ばされないように、ケラバに取り付けられています。

屋根自体が横や下から吹き上げる強い風には弱いので、その屋根が飛ばされないように破風板がケラバに施工されています。

 

防火対策

屋根への延焼を抑える効果があります。

火災が起こった際、炎は下から上へと上がっていきます。

破風板があることで、下から上がってきた炎が屋根裏まで延焼してしまうことを防いでくれます。

 

雨漏り対策

破風板があることで、外壁に当たる雨量を減らす効果があります。

屋根内部への水の侵入も防ぐことができるので、大切な役割となります。

 

美観

妻部分に破風板があることで、美観的にも美しい印象を与えることができます。

また、外壁全体のアクセントにもなり、オシャレな外観となります。

 

 

破風板の修理方法は？

破風板の修理方法は現状の劣化具合によって変わります。

特に多いのが西面の破風板が紫外線によって塗膜が剥がれて素地が見えている状態です。

その場合のオススメ修理方法は破風板板金巻きです。

費用はメーターによって変わりますが、鼻隠し部分も板金巻きをする場合は雨樋も取り外すので雨樋交換も同時施工となります。

その場合、板金巻き＋雨樋交換だけで30万～50万円は考えておいた方が良いかと思います。

 

お手軽に直す場合は、塗装になります。

塗装は費用的にも一番安く、施工期間も短く終わります。

ただし、5年に一度程度は破風板の状況を確認して劣化の進行具合を認識する必要があります。

 

状態が一番悪い場合は、破風板交換となります。

鼻隠しも交換する場合は、板金巻きと同様雨樋交換も併せて施工となります。

破風板交換が一番高額となります。

オススメは破風板板金巻きです！

 

 

まとめ

破風板は紫外線を浴びる時間が一番長い箇所かもしれません。

特に強い西日を毎日浴びてしまうので、塗膜が剥がれたり、反ってしまったりといった症状が出てしまいます。

外壁塗装工事の際に併せて施工することが一般的ですが、一番痛みやすい箇所でもあります。

日々観察すると痛みの進み具合を把握することができるので、大切なお家のメンテナンスをしてあげるという点でも大事なチェックとなります。

 

 

 

当社は千葉県市川市を中心に地域密着で施工させて頂いております。

ご不明点や心配事があった場合は、お気軽にご相談ください！