基礎のひび割れについて

こんにちは！

 

今日は、基礎のひび割れについてお伝えしようと思います。

 

基礎とは？

 

地面と建物（上物）の間にある建物を支えるコンクリートの部分のことで、住宅を建てる際に一番最初に取り掛かる部分でもあり、一番重要な部分でもあります。

基礎がしっかりしていないと、

 

 

基礎のヒビ割れは大丈夫？

 

年数が経過してくると、地震や日々の振動等で基礎部分にひび割れが出てくる場合があります。

基礎の表面部分を化粧モルタルによって仕上げられている場合と、そのままむき出しの場合があります。

 

化粧モルタルは表面をモルタルにて覆われている状態で見た目はきれいになっていますが、基礎部分のひび割れに気づきにくいというデメリットがあります。

下記は化粧モルタルが滑落した状態の写真です。

 

内側に縦にうっすら見えているのが基礎のひびになります。

 

さて、気になる基礎のひび割れはどうしたら良いのかというと、幅が0.3mm以下（ヘアークラック）のひび割れは気にしなくても大丈夫なレベルですが、幅が0.3mm以上になる場合は補修が必要です。

放置しておくと水が浸入し、基礎自身を痛めたり、中の鉄筋等も痛めてしまう原因になります。

 

 

基礎の補修方法は？

 

基礎の補修方法はいくつかありますが、代表的な補修方法をお伝えします。

 

①表面モルタル補修

→これは一番簡単で安価な方法です。ひび割れの根本までの補修ではなくあくまで表面を保護していくようなイメージです。

 

②Uカットシール工法

→ひび割れ部分（可能な限り奥の方まで）をディスクグラインダーで削りそのカットした部分にシーリング材やエポキシ樹脂を充填し、モルタル等で表面を仕上げる工法です。

 

③アラミド繊維シート貼り付け

→タイヤや光ファイバーなどに使用されている強度の高いシートを基礎部分に張り付け、その上をモルタル等で仕上げる工法です。費用が高くなりますが耐久性も向上します。