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シーリングの劣化症状について解説!最適な打ち替え時期とは

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シーリングの劣化症状について解説!最適な打ち替え時期とは

シーリングの劣化症状について解説!最適な打ち替え時期とは

2024/05/07

こんにちは!市川市の外壁塗装専門店シンプルプランです!

外壁には外壁材と外壁材の間を埋める目地がある場合があります。この目地に使用されている、また窓と壁との隙間を埋める事にも使用されているものの名前を皆様はご存じでしょうか?

それらはシーリング(場合によってはコーキング)と呼ばれていて、住宅の防水性を維持するために大切な役割を持っています。

そんなシーリングですが、外壁塗装や屋根塗装と同様に経年劣化を起こすことを皆様はご存じでしょうか?

本日はシーリングの劣化症状とその劣化原因などについて詳しくご紹介させて頂きます。

目次

    シーリングの劣化症状5つ

    ・剥がれ

    タイルやサイディングボードなどの外壁材とシーリングが剥がれて隙間ができてしまう状態です。シーリングの剥がれは経年劣化の他に施工不良も原因として考えられ、施工から数年しか経っていないシーリングに剥がれが発生した場合には下地との密着不良などの施工不良を疑います。

    ・ひび割れ

    シーリングの経年劣化によってシーリングにひび割れが起こる場合があります。紫外線などを受けて経年劣化によって柔軟性を失ったシーリングに起こる劣化症状のうちの一つで、強風や地震などで建物の歪みが大きくなった場合にはシーリングが耐えられずひび割れに繋がる場合があります。

    ・破断

    シーリングの真ん中から裂けてしまったり、シーリングが途中で切れてしまう劣化症状です。ひび割れが進行しひどくなってしまった場合や劣化により柔軟性を失ったシーリングが強い衝撃を受けたりした際に切れてしまったりすることによっておこります。

    ・黒ずみ

    シーリングには可塑剤というものが入っています。この可塑剤が入っていることでシーリングが柔らかくなり加工しやすくなりますが、シーリングをした後に上から塗料を塗った際、その塗料とシーリング材の相性が悪いとコーキング剤に含まれている可塑剤が表面に浮き上がってきます。浮き上がってきた可塑剤は汚れを吸収したり塗料と反応したりしてシーリングの黒ずみの原因となります。

    ・痩せ

    シーリングに含まれている可塑剤が経年劣化によって溶け出すことでシーリングが痩せてしまう症状です。薄く硬い状態になってしまい弾力も無くなってきているためひび割れや破断が起きやすい状態です。

    シーリングが劣化する原因

    ・紫外線

    シーリングの劣化の大きな原因のうちの一つに「紫外線」があります。シーリングは紫外線を受けると徐々に変質していき、シーリングに含まれている添加物が表面に流れ出るようになります。紫外線吸収剤などの添加物が表面に流れ出始めたシーリングは劣化をはじめ、柔軟性を失っていきます。シーリングはそれによって様々な劣化症状を見せるようになってきます。

    ・度重なる変形

    シーリングはもっている役割からも変形は避けられません。というのもシーリングの役割には「外壁材と外壁材の間の緩衝材」というものが含まれているため、住宅が地震を受けた際や強風を受けた際などに変形し外壁材を守る役割があります。しかしシーリングは住宅を守るために伸縮を繰り返します。その伸縮の結果シーリングに含まれている添加物が外にしみ出してしまい、それが劣化に繋がります。

    ・施工不良

    シーリングの劣化症状に見られる症状の中には剥がれなど施工不良を原因とするものもあります。もし施工から数年で剥がれなどの劣化とみられるような症状が発生した場合には劣化よりも施工不良を疑い業者に連絡してみましょう。

    シーリングの役割

    ・防水性能の確保

    シーリングの主な役割のうちの一つに住宅の防水性能の維持があります。シーリングは外壁材と外壁材の間の隙間をぴったりと埋めて隙間から水が入り込んでしまわないようにする役割があります。

    ・気密性の確保

    防水性能の確保にも通じるのですが、シーリングは住宅の気密性の確保の役割も持っています。シーリングで住宅の不要な隙間を埋める事で気密性を上げて住宅の腐食や劣化を防ぎます。

    ・外壁材のクッション

    シーリングの主な役割の二つ目には外壁材と外壁材の間のクッションがあります。地震などで住宅が大きくゆがんだ際、緩衝材が無ければ外壁材と外壁材がぶつかってしまい割れてしまいます。そのようなリスクを下げるため、外壁材と外壁材の間にシーリングを充填し緩衝材とします。シーリングは柔軟性を持っているため住宅が歪んだ時もクッションとなり住宅と外壁材を守ります。

    まとめ

    シーリングの劣化症状についてお話してまいりました。シーリングは紫外線や雨風、また強風や台風などで起きた住宅の歪みに対応して伸縮しているうちに劣化が進んでいきます。シーリングに剥がれや破断、黒ずみなどの劣化症状が出てきた場合にはシーリングの持つ防水性能や緩衝材の機能が失われてきている証拠ですので、業者に連絡し状態を確認してもらいましょう。シーリングの劣化を放置してしまうと隙間から雨水が侵入し住宅の寿命を縮めてしまう可能性がありますので、早めに対処することをおすすめします。

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