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コーキングに失敗してしまった!その対処方法とは?

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コーキングに失敗してしまった!その対処方法とは?

コーキングに失敗してしまった!その対処方法とは?

2024/11/14

こんにちは!市川市で様々な建物の塗替えを行っております外壁塗装専門店シンプルプランです。

外壁材と外壁材を繋ぐ部分であるコーキング。室内にもお風呂や洗面・キッチンや窓枠といった様々な場所に見られるコーキング部分ですが、ここをDIYで修繕しようとする場合、どうしても失敗してしまうリスクはつきものです。今回はDIYでのコーキング修繕が失敗してしまった場合における対処法から、成功させるためのコツまで幅広く解説いたします。

監督者:竹下昂佑
外壁塗装専門店シンプルプラン代表

一級塗装技能士や外壁診断士の資格を有する塗替えのプロ。豊富な経験を活かし、お客様の抱える疑問や不安の解消に努めます!

コーキングの失敗

どうしたらいいのかな?

コーキングは住宅において様々な部分に見られるもので、劣化が見られた場合に都度業者に依頼をしていては、費用も高くつくもの。だからこそ安全に手の届く範囲なら自分で対処してしまうたいと考えるものです。ただし、やはり素人の行うDIY補修では失敗してしまうこともあるでしょう。明らかに失敗してしまった場合にはどのように対処をしたらいいのでしょうか?

全て剥がして打ち直そう

自分たちでコーキングの修繕を行おうとDIYを始めた場合、明らかに失敗してしまったケースでは、潔く全て剥がして打ち直しをしていきましょう。上から重ね塗りをしたいという気持ちが芽生えてしまうところですが、適切な処置を施さないままに乾燥したコーキングの上にコーキングを重ねるだけでは密着することが出来ないためはがれの原因に繋がります。最終的な仕上がりの綺麗さや耐久性も意識して、全て剥がしていきましょう。

剥がす際にはカッターで隈なく取り除く

失敗したコーキングは、カッターで切り取っていく形で隅々まで隈なく取り除くようにしましょう。少しでもコーキングが残っている状態では、いくら新しいコーキング材を使用していったとしてもしっかりと密着することが出来ず、はがれてしまう原因になります。DIYでコーキングを修繕する場合にはこうした工程一つ一つをより丁寧に対処していくことが重要です。

そのまま放置は絶対NG!

自力で修繕しようと始めたコーキング、やはりうまくいかないからといって、途中で諦めて放置しまう事は絶対にやめましょう。コーキングは、ゴムのような樹脂によってその素材と素材を結合させ内部へ水が浸入することを防いだり、伸縮等で生じる衝撃を吸収するクッションのような役割を担っています。途中で諦めてしまうことで、その劣化したコーキングの部分から水が浸入してしまいもっと酷い劣化を促進させてしまいます。どうしても自分の力では補修しきれないような状態になってしまった場合には速やかに塗装業者などへ依頼を行いましょう。

コーキングに失敗した時にしてはいけない事

何があるのかな?

そのまま重ね打ちはしないで!

コーキングに失敗してしまった場合には、失敗したコーキングの上から新しくコーキング剤を充填したくなるかとは思いますが、こういった重ね打ちは控えましょう。コーキング剤の上からコーキング剤を重ね打ちすると、両者がうまく密着せず剥がれの原因になったり耐用年数も短くなってしまいます。

重ね打ちの場合はプライマーが必須

どうしても失敗部分に重ね打ちを行いたい場合には、プライマーを活用しましょう。プライマーとは接着剤のような役割を果たすもので、失敗しているコーキングの面にプライマーを塗布した後で、新しいコーキング材を重ねて塗っていくことで両者がしっかりと密着し剝れのリスクを軽減させられます。このように重ね塗りで補修する場合には、いずれも十分な乾燥期間を設けた後に進めていくようにしましょう。

コーキングに失敗してしまう原因

どうして失敗してしまうのかな?

DIYでのコーキング、どうして失敗になってしまうのでしょうか?ここではそんな原因として考えられる点をご紹介していきます。こうした問題点を解消することで上手なコーキングを行っていきましょう!

コーキング前のプライマー

プライマーの塗装漏れ

コーキングを打つ前には必ずプライマーという下塗り材を塗布する必要があります。プライマーとは、その素材・下地とコーキングの密着性を高め、コーキングが剥離してしまうのを防止します。

プライマーとコーキング

プライマーとコーキングの相性

コーキングとプライマーには相性があり、その相性が悪いとうまく密着せず剥がれやすくなってしまいます。プライマーとコーキングは相互性があるかどうかをしっかりと確認して使用するようにしましょう。

コーキング前の養生

養生が甘い

養生が甘いとコーキング剤が隙間から漏れてしまい綺麗な仕上がりになりません。コーキングをする際、養生は隅々までしっかりと密着するように丁寧に行う必要があります。

コーキング

コーキング剤の種類

コーキング剤には様々な種類があり、施工場所によって使い分ける必要があります。下地となる材質に合ってないコーキング剤を使用してしまうといくらプライマーをしているといってもうまく密着せず、コーキングが十分な性能を発揮する事ができません。

コーキングの浮き

気泡が入る

コーキングを打つ際に気泡が入ってしまうと内部に残った気泡が外に逃げる際にコーキングに穴をあけてしまいます。コーキングを打つ際には奥までしっかりコーキング剤が入り込むようになるべくガン先を浮かせないように均一に充填していきます。

コーキングのならし

均しに手間取った

コーキングは打った後にその表面を溝に対して均一になるようにならして綺麗にする手順が必要です。しかしならす時に手間取って何往復もしてしまうと表面がぼこぼこになってしまい結果綺麗な表面とならず失敗してしまいます。

コーキングに必要な道具

下準備が不十分

コーキングを打つ際、古いコーキングを綺麗に撤去し下地を綺麗に清掃しておく必要があります。古いコーキングなどが残っていると見た目にも良くない他コーキングの劣化が早まってしまいます。塗面が完全に乾燥している状態かを確認することも重要です。

コーキングを失敗しないためのコツ

では、DIYのコーキング補修において失敗しないコツはあるのでしょうか?ここでは、綺麗に仕上げるためのポイントをご紹介していきます!

コーキングの撤去

旧コーキングは撤去する

再三お伝えしている通り、コーキングを打ち直す際には古いコーキングはしっかりと撤去し下地を綺麗にしておく必要があります。古いコーキングが残っていると打ち直したコーキングがガタガタになってしまったり、全体的な密着力が落ちてしまう原因になります。高耐久を実現させるためにも、古いコーキングは必ず撤去しましょう。

コーキング前の養生

しっかり清掃する

コーキングを打つ箇所にゴミや埃などがあるとコーキングの密着力が落ちて剥がれの原因となりますので、しっかりと清掃しておく必要があります。もしカビが発生している場合にはカビ除去を行ってから作業するようにしましょう。(この清掃が不十分だとコーキングの下にカビが埋まってしまい、耐用年数が短くなります)

コーキング

しっかり乾燥させる

施工面が濡れていると水を弾く性質を持っているコーキングが密着せず弾かれてしまい、これも密着力が落ちる原因となってしまいます。

コーキング用のガン

ガン先は浮かせない

コーキングを打つ際に下に空気が入り込んでしまうとコーキングの膨らみや剥がれに繋がってしまいます。空気が入らないようにガン先は途中で浮かせないようにしましょう。

DIYと業者依頼のすみ分け

どんな場所ならDIYで失敗しにくいのかな?

危険が伴う箇所

基本的に、コーキングを修繕するために危険が伴うような高所箇所の場合には専門業者に依頼を行うようにしましょう。特に外壁にあるコーキングの場合は屋根までつながっている事も多く、その部分をDIYで補修するには大変危険が生じます。

建物外部は基本オススメしない

また、コーキング修繕のDIYについては、建物の外側に当たる部分は原則オススメしません。雨水からの影響を直にうける部分だからこそ、専門技術を持ったプロによる施工を施して修繕しておくことが理想です。

室内のちょっとした部分なら

外からの雨水影響を受けるリスクの少ない室内でのコーキングであれば、DIYでの修繕も比較的行いやすいでしょう。高所作業が発生するケースも多くありません。お風呂場・洗面台・キッチンといったように、水を使用する機会のある部分のコーキングであれば、劣化を発見した際にDIYでの補修を覚えておくことで修繕費用を削減することに繋がります。

まとめ

コーキングの失敗はコツを抑えて防ごう!

今回はコーキングの補修を自分たちで行った際、失敗してしまった場合について解説してきました。基本的には新しく打ち直すことで修繕を行う事が理想であり、失敗しないためのコツをしっかりと理解した上でメンテナンスを行っていきましょう。また、お家の外側部分に当たるコーキングについては、出来るだけ自分たちでの修繕ではなく、外壁塗装業者による施工を依頼したほうが、雨水の侵入を確実に防ぐ施工を行うことが出来るため、長期的に高耐久な住宅を保つ事ができます。場所や劣化具合と相談しつつ、適切なタイミングでのコーキングメンテナンスを検討していきましょう。

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