コーキングに失敗してしまった!その対処方法とは?
2024/04/18
こんにちは。外壁塗装専門店シンプルプランです。
外壁材と外壁材の間の目地の部分や目地を埋める材料の事をコーキングと言います。(お風呂の浴槽まわりなどをコーキング施工する方もいらっしゃいますね)このコーキングについて劣化を見つけてDIYなどで直したいと思う方もいらっしゃるかも知れません。DIYでコーキングの修復ができると、業者に依頼しなくても住宅のメンテナンスの一部を行う事ができるようになるためコスト削減にもつなげる事ができます。
しかしいざコーキングをDIYで施工したところ、上手くいかなくて失敗してしまう場合もありますよね。もしコーキングを失敗してしまったらどのようにすればいいのでしょうか?またなぜコーキングに失敗してしまうのか、解説させて頂います。
目次
コーキングに失敗したら
コーキングに失敗してしまったら、基本的には全て剥がして打ち直しする事をおすすめします。上から重ね塗りをしたい場合ももちろんあるかと思いますが、コーキングには何も密着しないため剥がれの原因になります。(失敗したコーキングが変性シリコンであったりプライマーを使用すればくっつきますが、剥がれの原因になる可能性はあります)剥がす際にはカッター等を用いて綺麗に取り除き養生テープを貼りプライマーを塗布して再度コーキングを充填していきましょう。
コーキングに失敗してしまう原因
・プライマーの塗装漏れ
コーキングを打つ前には必ずプライマーという下塗り材を塗布する必要があります。プライマーは下地とコーキングの密着性を上げ、コーキングが剥離してしまうのを防止します。
・プライマーとコーキングの相性
コーキングとプライマーには相性があり、その相性が悪いとうまく密着せず剥がれやすくなってしまいます。プライマーとコーキングは相互性があるかどうかをしっかりと確認して使用するようにしましょう。
・養生が甘い
養生が甘いとコーキング剤が隙間から漏れてしまい綺麗な仕上がりになりません。コーキングをする際、養生は隅々までしっかりと密着するように丁寧に行う必要があります。
・コーキング剤の種類
コーキング剤には様々な種類があり、施工場所によって使い分ける必要があります。下地に合ってないコーキング剤を使用してしまうとコーキングが十分な性能を発揮する事ができません。
・気泡が入った
コーキングを打つ際に気泡が入ってしまうと内部に残った気泡が外に逃げる際にコーキングに穴をあけてしまいます。コーキングを打つ際には奥までしっかりコーキング剤が入り込むようになるべくガン先を浮かせないように均一に充填していきます。
・均しに手間取った
コーキングは打った後に均して綺麗にする手順が必要です。しかし均す時に手間取って何往復もしてしまうと表面がぼこぼこになってしまい失敗してしまいます。
・下準備が不十分
コーキングを打つ際、古いコーキングを綺麗に撤去し下地を綺麗に清掃しておく必要があります。古いコーキングなどが残っていると見た目にも良くない他コーキングの劣化が早まってしまいます。またコーキングは水を弾く性質を持っているため、施工面が濡れていると密着しづらいです。そのためコーキングを施工する際には施工面がしっかり乾燥しているかどうかも重要です。
コーキングを失敗しないためのコツ
・旧コーキングは撤去する
コーキングを打ち直す際には古いコーキングはしっかりと撤去し下地を綺麗にしておく必要があります。古いコーキングが残っていると打ち直したコーキングががたがたになってしまったり密着力が落ちてしまう原因になってしまいます。
・しっかり清掃する
コーキングを打つ箇所にゴミが埃などがあるとコーキングの密着力が落ちて剥がれの原因となりますので、しっかりと清掃しておく必要があります。もしカビが発生している場合にはカビ除去を行ってから作業するようにしましょう。(この清掃が不十分だとコーキングの下にカビが埋まってしまい、耐用年数が短くなります)
・しっかり乾燥させる
施工面が濡れていると水を弾く性質を持っているコーキングが密着せず弾かれてしまい、これも密着力が落ちる原因となってしまいます。
・ガン先は浮かせない
コーキングを打つ際に下に空気が入り込んでしまうとコーキングの膨らみや剥がれに繋がってしまいます。空気が入らないようにガン先は
コーキングに失敗した時にしてはいけない事
・重ね打ち
コーキングに失敗した際には失敗したコーキングの上から新しくコーキング剤を充填したくなるかとは思いますが、できたらやめた方が良いです。しかしコーキング剤の上からコーキング剤を重ね打ちすると剥がれの原因になったり耐用年数も短くなってしまいますので、できたら避けた方が良いです。しかし剥がしてから打ち直す事が難しくどうしても重ね打ちがしたいという場合には重ね打ちしたい箇所をよく掃除して乾燥させてからプライマーを塗り、コーキングを重ね打ちするようにしましょう。
まとめ
コーキングを施工する際に失敗してしまった場合には一度失敗したコーキングを撤去して新しく打ち直す事をおすすめします。またコーキングの失敗の理由としては旧コーキングを剥がし切れていなかったり、施工面の清掃不足、また乾燥不足などがあげられます。コーキングを打つ際には下地との密着力を上げて失敗してしまわないように挑戦してみましょう。
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