有機顔料と無機顔料って?違いや特徴について詳しく解説いたします。
2024/02/29
こんにちは!外壁塗装専門店シンプルプランです。皆さんは『顔料』という言葉に聞き馴染みはありますか?外壁塗装で使用する塗料を生成する上で欠かせないこの顔料。大きく2つに分ける事ができるのです。今回は有機顔料と無機顔料という種類について、違いや特徴を詳しく解説いたします。
目次
顔料とは
なんのことだろう?
有機顔料について
どんな特徴?
無機顔料について
どんな特徴?
鉱石や酸化物から作られる顔料
無機顔料は別名「鉱石顔料」と言われております。無機顔料は種類が少ないですが、色味が落ち着いており、価格も非常に安い特徴があります。耐候性や耐薬品性に優れている面もあり、使用する場面によってはとても重宝される顔料です。無機顔料は『天然鉱物顔料』と『合成無機顔料』という2つに分かれて分類することができ、天然鉱物顔料は天然から得られる顔料、合成無機顔料は金属などを化学反応させることで得られる顔料のことを言います。
【種類】
天然鉱物顔料 | 合成無機顔料 |
---|---|
赤土 | 紺青 |
黄土 | 亜鉛華 |
緑土 | コバルト青 |
孔雀石 | エメラルド緑 |
胡粉 | ビリジャン |
黒鉛 | チタン白 |
【特徴】
- 落ち着いた色合い
- 耐候性に優れ、比較的安価
- 比重が大きく色数が少ない
特殊顔料もあります
どんな特徴?
顔料の使用用途
どこで使うの?
自動車や化粧品など様々なものに使用される
今回解説している顔料は、日常生活の様々なシーンで使用されています。布や紙の着色や、塗料やプラスチックへの着色はもちろん、化粧品や食品などのあらゆる部分にて使用されているのです。耐候性の高い無機顔料では、建築材や大きなコンテナを塗装するなどといった、塗装面積が大きく、長期間屋外に置かれるような製品への塗装も可能です。有機顔料は発色が優れている点から印刷するインクにほとんどが使われています。2割程度がプラスチック製品の着色に使用されます。この顔料は光沢があり高い付着性を持たせて作られる体質顔料になれば化粧品に使用されたり、黒色顔料であればゴムに練りこんで自動車で使用するなど様々なシーンで活躍しています。
顔料ってすごいんだね!
まとめ
今回解説してきた顔料、日常生活の色を豊かにするために幅広く使用されていることが分かりましたね。外壁塗装や屋根塗装で使用する塗料にも、この顔料が含まれているから様々なカラーバリエーションを実現しているということです。無機顔料・有機顔料によって持つ性質が違うため、しっかりと最適なものを選び、日常生活へと反映していきたいですね。
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