外壁塗装の時に気を付けたい隣人トラブルとその対処法について解説！

こんにちは。外壁塗装専門店シンプルプランです。

突然ですが、「塗料の臭いが気になる」「騒音に耐えられない」「業者のマナーが悪すぎる」等々、外壁塗装を行うにあたり隣人トラブルが起きてしまう可能性はゼロではありません。

しかしできる限り隣人とはトラブルになりたくないですよね。

本日は外壁塗装を行う際にできる限り隣人トラブルを起こさないための方法と、もしトラブルになってしまった際の対処方法についてお話させて頂きます。

外壁塗装を行う前には隣人あてに挨拶を行いましょう。工事が始まる前に手土産を持ってあらかじめ挨拶をして了承を得ておくことで隣人の方たちも「足場を組んでいる間だけだから我慢しよう」「臭いが気になるけど、塗装を行っている間だけだから」と許してくれる可能性が高くなります。住宅の周辺環境によって変わりますが、挨拶した方が良い近隣住民は住宅から見て正面3棟と後ろ3棟、そして左右の計8棟です。近隣住宅の状況によって1棟2棟増えたり減ったりする可能性があります。

・騒音

足場を組んだり解体する際にはどうしても金属を打ち付けるような大きな音が出ますので、その騒音によって隣人トラブルに発展することがあります。また、高圧洗浄時も水が住宅の壁や天井を打ち付ける音や高圧洗浄の際に使用する機械の音が鳴りますので、騒音としてトラブルに発展する可能性があります。これらの音は良く響きますので隣人だけでなく2軒先の住宅にも響いてしまいますので、トラブルに発展しやすいです。

・高圧洗浄時や塗装時の水や塗料の飛び散り

外壁塗装時には高圧洗浄時の汚水が飛んだり外壁塗装を行っている時の塗料が飛んでしまわないよう養生シートで住宅の周辺を覆います。しかし時には想定以上の強い風が吹くなどし、隣人宅に飛んでしまいトラブルになってしまう可能性があります。万が一隣人の住宅や車等に飛散してしまった場合には弁償を行う必要があります。これらの弁償は施工した業者が行いますので、もし隣人に申し出をされた際には施工業者に連絡し対応してもらうようにしましょう。

・塗料の臭い

外壁塗装に使用する塗料からは少なからず臭いが発生します。特にシンナーで希釈する必要のある油性塗料を使用していると、シンナーの強い臭いが隣人宅まで届いてしまいトラブルに発展する可能性があります。また、臭いの少ない水性塗料を使用している場合でも塗料自体は無臭ではないため、臭いに敏感な隣人の方はどうしても気になってしまう可能性があります。

・業者の車両が邪魔

業者の車両が道路をふさいでしまい、隣人トラブルに発展する可能性があります。業者が使用している車両はトラックやハイエースといった大きいものが多く、隣人の車が通れなくなったりしてしまいトラブルに発展する事があります。限られたスペースかも知れませんが自宅の駐車場に停めてもらうか通行の邪魔になりにくい道を選んで停めてもらえるようにしましょう。

・業者のマナーが良くない

施工をしている業者のマナーが良くない場合にも隣人トラブルになる可能性があります。「怒鳴り声がストレスになる」「タバコをポイ捨てする」「無許可で隣人の敷地に入る」等々業者のマナーの悪さには様々あります。このようなマナーの悪い業者に外壁塗装を依頼してしまわないよう、あらかじめ口コミをチェックしたりレビューをよく確認するようにしましょう。

・塗装業者に連絡

外壁塗装業者に依頼した結果隣人トラブルに発展した場合には、その責任は全て施工を行った業者にあります。「塗料や汚水が住宅や車に飛んだ」「作業をしている音がうるさい」等々、隣人から申し出があった場合にはまず施工している業者へ連絡し対応してもらいましょう。しかし中には悪徳業者も存在しており、悪徳業者はそうした隣人トラブルの対処をしてくれない可能性があります。そうした事態を避けるためには契約前に「隣人トラブルがあった際にはどのような対応をしてくれるのか」をしっかりと確認しておきましょう。

・塗装業者以外の連絡先

業者によってはそうした隣人トラブルに対して適切な対応をしてくれない場合があります。そのような場合には以下のような専門の機会に連絡し、相談してみましょう。

「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」

リフォームを専門としている相談先です。弁護士が在籍している他、建築士も在籍しているため専門的な観点から相談を聞いてもらえます。

「国民生活センター」

リフォームだけでなくクーリングオフなどの案件にも幅広く対応してくれる一方、専門家は在籍していないため行えるのは一般的なアドバイスにとどまります。

「弁護士」

もし隣人トラブルから賠償請求に発展してしまい塗装業者もまともに対応してくれない場合には弁護士に相談するのも手です。

外壁塗装を行う際の隣人トラブルについてお話させて頂きました。外壁塗装を行う際には必ず挨拶を行うようにし、外壁塗装を行う事に対する了承を得ておきましょう。またもし隣人トラブルになってしまった場合には外壁塗装を行った業者が全て対応しますので業者あて連絡し対応してもらいましょう。万が一業者が対応してくれない場合には「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」や「国民生活センター」、賠償請求がある場合には「弁護士」等に相談するようにしましょう。